オススメの無料資料請求サイトBest3!

新築キッチンでよくある後悔は?失敗事例24選から学ぶ成功のコツを大公開!

この記事はこのような方におすすめ
  • 注文住宅の間取り(キッチン)で後悔したくない
  • 新築に使い勝手の良いキッチンを手に入れたい
  • キッチンを計画する上で、注意すべきポイントを教えて欲しい

キッチンは家族の健康のため、食事を調理する大切な場所。

調理から片付けまで、キッチンに立って作業する時間は長時間に及ぶため、見た目だけでなく、使い勝手にもこだわりたいところです。

この記事では、新築のキッチンに関するよくある後悔・失敗を紹介し、失敗しないための対策方法についても解説いたします。

他の人の後悔や失敗を避けることで、使い勝手の良い満足度の高いキッチンにすることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

\ ネットで3分・40万人以上が利用 /

目次

新築建築時によくある「キッチン」に関する後悔・失敗5選!

キッチン横の勝手口がいらなかった

昔は当たり前のようにキッチン付近に設置されていた勝手口。

生活スタイルの変化した現在では使用用途を決めずにキッチン付近に設置してしまうと、断熱性の低下により夏暑く、冬寒いキッチンになってしまい、後悔につながる可能性が高くなります。

メリットデメリット
キッチンからゴミ出しができる
外で喫煙する際に出入りしやすくなる
洗濯物を干す際に出入りしやすくなる
断熱性能が落ちる
収納に使える壁側の面積が減る
設置コストがかかる
キッチン付近に勝手口をつくるメリット・デメリット

対策方法:生活動線を意識して脱衣所の場所を決める

勝手口の設置場所を検討するなら、生活動線を意識して設置場所を決めるのがおすすめです。

生活動線から設置場所を決めることで、駐車場への出入りや洗濯物を干す際の出入りを楽にすることができます。

サク

わが家の場合は脱衣所に勝手口をつけました。

脱衣所に勝手口をつけることで、隣の実家への動線や駐車場への動線を短くでき、スムーズに出入りできるようにすることができ、快適に過ごせています。

新築建築時の「勝手口」の必要性については、別記事で解説しています↓↓

新築の「勝手口」に関する投稿↓↓

スクロールできます

コンセントの数が足りなかった

キッチンでは様々な調理家電を利用するため、コンセントが不足してしまうケースがよくあります。

コンセントの口数が不足してしまった場合、使用していないコンセントを抜いて、差し替える手間が必要になったり、コンセントタップ(口数を増やすもの)が必要になり、火災のリスクが高まってしまいます。

キッチンで利用する家電の例

  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • コーヒーメーカー
  • 炊飯器
  • ミキサー
  • ノンフライヤー
  • スマホ充電用

対策方法:コンセントは多めにつけておくのがおすすめ

新築完成後のコンセントの増設は1カ所あたり1~2万円ほど必要となります。一方、建築前にコンセントの数を増やす場合は千~3千円ほどで対応できるため、新築建築時に多めにつけておくのがおすすめです。

使いたいところにコンセントがないと不便な生活になってしまうので、コンセントが不足しないように設置場所を検討しておきましょう。

サク

ワークトップ前にコンセントがあると、スマホの充電や調理家電用に使えて便利なので、おすすめですよ。

新築建築時の「コンセント」に関する後悔や失敗については、別記事にて詳しく解説しています↓↓

新築の「コンセント」に関する投稿↓↓

スクロールできます

食器洗い乾燥機の容量を大きなものにしておけばよかった

ロボット掃除機、ドラム式洗濯乾燥機と並んで「新・三種の神器」と呼ばれている食器洗い乾燥機。(以下、食洗器)

食洗機は、私たちの暮らしをとても楽にしてくれる便利な家電のひとつですが、そんな食洗器でよくある後悔が、「もっと容量の大きなものにしておけはよかった・・・」という後悔です。

対策方法:カタログの参考値よりも大きめの容量のものを選択する

食洗器の容量を検討する際にカタログの収納容量を目安に決めてしまうと、容量不足に後悔してしまう可能性が高くなります。

食洗器で洗いたいものは水筒やフライパンなど食器だけではないので、実際に使用するとすぐに食洗器の中は洗い物でパンパンになります。

サク

わが家の場合は、大きめのサイズを選択しましたが、それでも入りきらないことは日常茶飯事です。

ミーレのようなフロントオープンタイプの食洗機は大容量で使い勝手が良いと人気があります。価格が高いのがネックですが、予算と相談しながら、最適な食洗機を検討してみてください。

新築建築時の「家電」に関する後悔や失敗については、別記事にて詳しく解説しています↓↓

新築の「食洗器」に関する投稿↓↓

スクロールできます

キッチン前収納をつくっておけば良かった

画像引用元:クリナップ公式HP

「キッチン前収納」とは対面式キッチンやキッチンカウンターのリビング・ダイニング側に設けられた収納スペースのことです。

リビング側に広い収納スペースを確保できるため、散らかりがちなリビングをスッキリと片づけるために非常に役立ちます。また、キッチンカウンターが広くなるので、料理の材料を置いたり、水槽を置くスペースにするなどキッチンカウンターの利用方法が広がります。

メリットデメリット
収納量が増える
キッチンカウンターが広くなる
設置費用がかかる
リビング側が少し狭くなる

キッチン前収納をつくるメリット・デメリット

対策方法:間取り作成時にキッチン前収納の設置を計画する

キッチン前収納はリビングをスッキリ片づけるのに非常に役立つため、とてもおすすめです。ぜひ間取り作成時から設置を検討してみてください。

サク

わが家の場合は造作でキッチン前収納をつくりました。

キッチンメーカー純正のキッチン前収納は奥行きが30㎝程度と浅いものが一般的で、収納量をたっぷり確保したい場合にはやや不向きです。

わが家の場合は収納量を増やしたかったので、造作で奥行き50㎝、可動棚の収納にしましたが、子どもの服やおもちゃを収納するのに役立っており、とても満足しています。

キッチン前収納をつくるなら、奥行きを深くして、中の棚を稼働棚にするのがおすすめです。

新築建築時の「収納」に関する後悔や失敗については、別記事にて詳しく解説しています↓↓

新築の「収納」に関する投稿↓↓

スクロールできます

キッチンの通路幅が狭い

動きやすく、使い心地のよいキッチンにするには、適切な通路幅にすることが重要です。

特に夫婦で協力して調理する家庭の場合、通路幅が狭いと作業効率が落ちて、毎日ストレスを感じながらキッチンに立つことになってしまいます。

対策方法:夫婦でキッチンに立つなら、110㎝程度の確保がおすすめ

キッチンの通路幅の目安として、キッチンメーカーのクリナップでは「80cmから140cmが一般的」と解説されています。(クリナップ:キッチンの通路幅が狭くて失敗!快適にするための目安サイズの決め方や注意点より)

一般的に人ひとりが通行するには60㎝程度の幅が必要と言われているため、夫婦で頻繁に作業する場合は110㎝程度の通路幅を確保するのがおすすめです。

わが家のキッチンの通路幅は最も狭い箇所で84cm、最も広い箇所で112cmとなっています。

サク

夫婦でキッチンに立つことが多いですが、狭い場所(84㎝)で立ち位置がかぶるとやや狭く感じることがあります。

夫婦でキッチンに立つ機会が多い家庭の場合は110㎝程度の通路幅がおすすめです。

新築の「キッチン通路幅」に関する投稿↓↓

スクロールできます

新築建築時のキッチンの後悔・失敗ポイント【間取り編】

冷蔵庫の位置が遠い

使い勝手の良いキッチンを計画するには、冷蔵庫の配置が重要です。

冷蔵庫をダイニングテーブルよりに配置することによって、食事の際の利便性は向上しますが、キッチンから遠ざかってしまうと食材を出し入れする手間が増えてしまい、調理しづらいキッチンになってしまいます。

対策方法:ワークトライアングルの3辺の距離の合計を510センチに近づける

冷蔵庫の配置に関してキッチンメーカーのクリナップでは、シンク・コンロ・冷蔵庫の3点を結んでできる三角形「ワークトライアングル」の3辺の距離の合計を510センチに近づけることがポイントと解説されています。(クリナップ:使いやすいキッチンレイアウトの⾒つけ⽅!わが家にぴったりのレイアウト・収納・配置は?より)

画像はクリナップ公式HPより
サク

わが家のワークトライアングルは合計400㎝になっています。

キッチンのすぐ後ろに冷蔵庫を配置することで食材の出し入れがしやすく、快適に調理や食事ができています。

冷蔵庫を開閉する機会は調理の時と食事の時を比較すると、調理の時の方が多くなるため、冷蔵庫はキッチンの近くに配置するのがおすすめです。

【補足】冷蔵庫は調理時以外にも喉が渇いた家族や小腹が空いた家族が利用するので、調理者とぶつからないようにキッチンへの入り口付近に配置するのがおすすめです。

新築の「冷蔵庫の配置」に関する投稿↓↓

スクロールできます

パントリーが広すぎた 

パントリーとは和訳すると「食品庫」「食料品室」という意味で、キッチン周辺に設けられた食品や食器などの収納スペースのことです。

リモートワークの普及や食費の節約のため、食材のまとめ買い需要が高まったことや災害への備えなどを目的に新築建築時にパントリーを採用する家庭が増えました。

そんなパントリーですが、採用した人の中には「必要以上に広くしすぎた・・・」と後悔する人がいるのも事実です。

メリットデメリット
キッチンがスッキリ片付く
買い物の回数を減らすことができる
災害用品を備蓄をしておける

他の間取りが狭くなる
キッチンからの距離が遠くなる
必要以上にストックしてしまう
パントリーを広くするメリット・デメリット

対策方法:家族構成、収納する物などによって広さを決める

パントリーの広さを検討する際は、家族構成や収納する物によって広さを決めるようにしましょう。

広さの目安人数の目安収納する物
半畳2人~4人食料品
調理器具
1畳~2畳4人~6人食料品
調理器具
災害時の備え
消耗品のストック
パントリー広さの目安
サク

わが家では半畳のパントリースペースと収納棚の一部に食品や飲料を収納しています。

洗剤などの消耗品は他の収納スペースに保存しているので、主に家族5人分の食品と調理器具、ペットボトルなどのゴミを収納していますが、十分間に合っています。

保存方法や賞味期限のことを考慮するとパントリーに収納する食品は意外に多くありません。具体的に中に何を保存するのか決めてから、必要なパントリーの広さを計画するようにしましょう。

新築の「パントリーの広さ」に関する投稿↓↓

スクロールできます

パントリーの奥行きが深すぎた

パントリーなどの収納を検討する際に重要となるのが「奥行きの深さ」です。

パントリーの奥行きを深くすることで、ホットプレートやカセットコンロなどの大きな調理器具などが収納できる一方で、奥のものが取り出しづらい収納となってしまいます。

奥行きの深いパントリーのデメリット

  • 奥のものが取り出しづらい
  • 奥に何があるか見えない
  • 奥のスペースが利用できない
  • キッチンの通路が狭くなる

対策方法:棚を稼働棚にする

「ある程度奥行きは欲しいけれど、使い勝手が悪くなるのは嫌だな・・・」そのような人にはパントリー内の棚を稼働棚にするのがおすすめです。

可動棚にすることで、収納する物に合わせて高さを自由に変えることができ、奥のスペースを有効利用できます。

サク

わが家の場合は奥行きの深いパントリーですが、稼動棚にすることで、うまく活用できていますよ。

稼働棚は棚の高さだけでなく、棚板の数を変えることもできるので、可動棚をつくる場合は多めに棚板をつくってもらっておくようにしましょう。

新築の「パントリーの奥行き」に関する投稿↓↓

スクロールできます

ゴミ箱を置くスペースを決めておけば良かった

キッチン周辺は生ごみだけでなく、プラごみや空き缶などのゴミが大量に発生する場所のため、メインのゴミ箱を設置する場所として最適な場所です。

メインとなるゴミ箱は容量を大きなものにするケースが多く(サイズが大きく)なるため、あらかじめゴミ箱の設置スペースを決めておく必要があります。

対策方法:間取り作成時にゴミ箱の場所とサイズを計画する

ゴミ箱の設置で後悔したくないなら、間取り作成時にゴミ箱の設置場所や設置するゴミ箱のサイズをあらかじめ決めておくようにしましょう。

初めから置きたいゴミ箱を決めておくことで、ゴミ箱選びで悩まずに済みますし、使い勝手を良くすることができます。

サク

わが家の場合は棚の下をゴミ箱置き場にしました。

わが家の場合、あらかじめ設置場所までは決めていたのですが、設置するゴミ箱までは決めていませんでした。

家族が多いとゴミ箱がすぐにいっぱいになってしまうので、もっと容量の大きなゴミ箱を置けるように計画しておけばよかったと後悔しています。

新築の「ゴミ箱の設置」に関する投稿↓↓

スクロールできます

アイランドキッチンにしたら、リビングが狭くなってしまった

画像はクリナップ公式HPより

アイランドキッチンとは、シンクとコンロ、またはそのうちのどちらかを含むカウンターが島(=アイランド)のように独立しているタイプのキッチンのことです。

アイランドキッチンを採用することで、作業効率やアクセス性が向上するといったメリットがある一方、リビングが狭くなったり、汚れやニオイが広がりやすいといったデメリットがあるため、慎重に採用を検討する必要があります。

メリットデメリット
両側からアクセスできる
複数人でも作業しやすい
調理中にリビング全体を見渡せる
広いスペースが必要になる
散らかって見える
汚れやニオイが広がりやすい
小さな子どもがキッチンに入ってくる

対策方法:アイランドキッチンの採用は慎重に検討しましょう

一般家庭にアイランドキッチンの採用を検討する際はデメリット面も考慮した上で慎重に採用を検討しましょう。単純に見た目のオシャレさなどを理由に採用してしまうと後悔につながる可能性があります。

サク

わが家の場合はI型のキッチンを採用しました。

キッチンへの通路は1つしかないのですが、子どもがキッチンに入ってきてしまい、包丁や熱い鍋でケガしないか心配しながら暮らしています。

アイランドキッチンの場合は両側から入ることができるので、よりリスクが高まります。小さなこどものいる家庭では慎重に採用を検討しましょう。

新築の「アイランドキッチン」に関する投稿↓↓

スクロールできます

キッチンカウンターを広くすればよかった

キッチンカウンターとはキッチンとダイニングやリビングの間にある細長い作業台で、食材を置いたり、出来上がった料理を一時的に置いたりする場所です。

そんなキッチンカウンターですが、カウンターの広さが使い勝手に大きく影響します。

キッチンメーカー純正のキッチンカウンターの場合、奥行き30cm程度が一般的ですが、「もっと広いキッチンカウンターにしておけばよかった・・・」と後悔につながるケースがあります。

メリットデメリット
パソコンの作業スペースとして使える
水槽などの大きなものが置ける
カウンター下の収納スペースを広くとれる
造作になると費用がかかる
間取りを圧迫する
広くしすぎるとキッチン側から手が届かなくなる
キッチンカウンターを広くするメリット・デメリット

対策方法:キッチンカウンターの幅は50㎝程度がおすすめ

サク

わが家の場合、キッチンカウンターは造作でつくってもらいました。

キッチンカウンターの広さは167㎝(長さ)×50cm(奥行き)です。子どもが小さいのでゴミ箱を避難させたり、パソコンの作業スペースとして利用したりと、幅広く活躍しています。

カウンターを広くすることで、カウンター下の収納量も増やすことができるので、キッチンカウンターは広めの50㎝程度がおすすめです。

【補足】キッチンカウンターを造作で依頼する際には、防水処理を忘れずに依頼するようにしましょう。

新築の「キッチンカウンター」に関する投稿↓↓

スクロールできます

キッチンを下げ天井にすれば良かった

下げ天井とは天井の高さを他の箇所より10cmから20cm程度下げた天井のことで、下がり天井折り下げ天井などとも呼ばれます。

下げ天井の壁紙を木目柄などにすることで、空間のメリハリが出て、オシャレな雰囲気を演出できるため、非常に人気があります。

メリットデメリット
空間にメリハリが出る
リビングの開放感が増す
見た目がオシャレ
費用がかかる
下げすぎると圧迫感が出る
キッチンを下げ天井にするメリット・デメリット

対策方法:コスト面で問題がなければ、下げ天井はおすすめ

キッチンの下げ天井は空間をコスト面だけがネックです。追加費用が発生する場合は家族で話し合い、予算を調整する必要があります。

サク

わが家の場合はキッチンを下げ天井にして、リビングの天井の高さを高くしています。

天井の高さの差を利用して、落ち着いた雰囲気のキッチンと開放的なリビングを演出することができ、非常に満足しています。

キッチンをオシャレにしたい方やリビングを広く見せたい方にはキッチンの下げ天井はとてもおすすめです。

新築の「キッチンの下げ天井」に関する投稿↓↓

スクロールできます

新築建築時のキッチンの後悔・失敗ポイント【その他設備編】

キッチンのワークトップ(天板)の高さが合っていない

キッチンのワークトップ(天板)の高さはキッチンの使いやすさに大きく影響します。

ワークトップの高さが合っていないと食材を切ったり、食器を洗うなどの作業がしづらくなり、体に負担がかかる原因に。利用する人に合わせたワークトップの高さの選定が必要不可欠です。

キッチンの高さを決める方法としては、簡易的に身長から算出する方法実際にショールームで確認する方法の2つがありますが、実際にショールームで確認する方法がおすすめです。

【参考】身長からキッチンのワークトップ(天板)の高さを算出する方法

画像はクリナップ公式HPより

キッチンのワークトップ(天板)の高さは「身長÷2+5cm」という公式からの算出できます。

例えば、身長150cmの方なら
「150÷2+5㎝=80㎝」
となり、80cmがワークトップ(天板)の高さの目安となります。

対策方法:ワークトップの高さはショールームで確認するのがおすすめ

ワークトップの高さについては上記のような公式からも算出可能ですが、手の長さなどが人によって異なるため、より正確に使用感を確かめたいなら、ショールームで確認するのがおすすめです。

サク

ショールームに行く際はぜひ夫婦揃っていくようにしましょう。

夫婦2人でキッチンに立つことが多い家庭では、どちらか一方に合わせてしまうと使い勝手が悪くなる可能性があります。

ショールームには水栓やレンジフードなどが実際に使用できる状態で展示してあるところも多く、キッチンのワークトップの高さの確認だけでなく、様々な気づきがあるので見学してみるのがおすすめです。

キッチン下に厚めのキッチンマットを敷く予定の場合は、その分を考慮して決めるようにしましょう。

新築の「ワークトップの高さ」に関する投稿↓↓

スクロールできます

ハンドシャワー型の水栓にしておけば良かった

キッチンは、料理や洗い物など、水を使う作業が多いため、水栓選びが非常に重要です。水栓には「ハンドシャワー型のタイプ」と「固定式のタイプ」がありますが、ハンドシャワー型のタイプが断然おすすめです。

ハンドシャワー型の水栓とは、ヘッド部分を引き出すとホースが伸びる水栓のことです。

ハンドシャワー型の水栓はシンクの壁や排水口などの隅々まで水をかけることができ、シンク内をきれいに掃除できます。

メリットデメリット
シンク内の掃除が楽になる
子どもの手洗いが楽になる
節水につながる
費用がかかる
水漏れリスクが高まる
ホース式水栓のメリット・デメリット

対策方法:基本的にはハンドシャワー型がおすすめ

キッチンの水栓は基本的にはハンドシャワー型の水栓がおすすめです。

サク

わが家のシンクはクリナップの流レールシンクを採用していて、水を流すだけで、ゴミが排水口に集まってくれて便利ですよ。

少しでも予算を削ろうとして固定式の水栓にしてしまうと、多くの場合後悔してしまいますので、キッチンの水栓はハンドシャワー型の水栓を検討するようにしましょう。

「ハンドシャワー水栓」に関する投稿↓↓

スクロールできます

水栓をタッチレス式にすれば良かった・しなければ良かった

タッチレス水栓とは水栓部分に手をかざすことで、水を出したり、止めたりすることができる電動式の水栓のことです。

タッチレス水栓は採用して良かったという意見採用しなければ良かったという意見に大きく別れるため、慎重に採用を検討する必要があります。

採用して良かったという人の意見採用しなければ良かったという人の意見
〇ハンドルを触らないで済むので、衛生的
〇水の出しすぎや、出しっぱなしを防ぐことができる
〇ものを持ったまま水を出すことができる
×水圧や水温の調整はタッチレスで調整できない
×水圧を上げると水はねする
×停電時の対応がめんどくさい
×不意にセンサーが反応してしまう
×初期費用が高かった

タッチレス水栓にしてよかったという投稿↓↓

スクロールできます

タッチレス水栓にして後悔したという投稿↓↓

スクロールできます

対策方法:水量や水温を調整する頻度が高い人は慎重に採用を検討しましょう

タッチレス水栓は水栓部分に触らなくても水を出せるため、衛生的ですが細かな水量や水温の調整を瞬時に行うのは苦手です。日ごろの使用状況を振り返り、細かな調整を頻繁に行う人は慎重に採用を検討するようにしましょう。

サク

わが家の場合はショールームで使用してみたときの水はねが気になったので、タッチレス水栓は採用しませんでした。

製品によってセンサーの反応具合の差がありますので、採用を検討する場合は実際にショールームで使用してみるのがおすすめです。

人工大理石のワークトップにしたら、着色してしまった

人工大理石製のワークトップは自分好みの色や柄を組み合わせて、デザイン性にこだわることができる一方で、着色しやすく、割れる可能性があるなどの人工大理石ならではのデメリットもあります。

メリットデメリット
色や柄のバリュエーションが豊富
耐久性が高い
メンテナンスが楽
着色リスク
割れる可能性がある
経年劣化による変色リスク
人工大理石製ワークトップのメリット・デメリット

対策方法:コストパフォーマンス重視なら、ステンレス製がおすすめ

キッチンは10年、20年と長期間に渡って利用する設備のため、経年劣化に強いものがおすすめです。

サク

わが家の場合は人口大理石製ワークトップの「着色汚れ」が気になったため、ステンレス製のワークトップを採用しました。

4年間以上使用したわが家のキッチン

知り合いの家が人工大理石ワークトップを採用していましたが、1年ほどで着色している箇所がありました。キッチンのワークトップを選ぶ際には素材による特徴も考慮して検討するようにしましょう。

「キッチンの人口大理石」に関する投稿↓↓

スクロールできます

レンジフードとクッキングヒーターを連動させておけば良かった

最近のレンジフードにはクッキングヒーターとレンジフードを連動できるとても便利な機能があります。

IHクッキングヒーターとレンジフードを連動させると、調理と同時に自動的にレンジフードが作動して排気や換気ができるため、スイッチ操作が不要になります。

このような便利な機能があることを知らずに連動機能のついていないレンジフードを選んでしまうと、後悔してしまうことに。

対策方法:レンジフードとクッキングヒーターは連動できるものを選びましょう

レンジフードとクッキングヒーターの連動機能は非常に便利な機能なので、少しでも家事を楽にしたい人はこの機能が付いている製品を選ぶようにしましょう。

サク

わが家の洗エールレンジフードにはIH連動機能がついているので、快適に調理できています。

クリナップの洗エールレンジフードについては別記事にて詳しく解説しています↓↓

「レンジフードとクッキングヒーターの連動機能」に関する投稿↓↓

スクロールできます

IHを使用する前に焦げ付き対策をしておけば良かった

IHクッキングヒーターは火災リスクが低く、掃除が簡単で非常に便利なキッチン設備です。しかし、鍋底に汚れが付着したまま使用すると、焦げ付きが付着することがあり、対策をしていないと黒ずみの原因となります。

対策方法:IHマットで焦げ付きを予防しましょう

IHの焦げ付き予防には専用のIHマットの利用がおすすめです。

サク

わが家の場合は新築時から焦げ付き防止のために、専用のマットを使っています。

住み始めて4年以上になりましたが、IHクッキングヒーター側は全く焦げ付いていません。

IHクッキングヒーターは焦げ付きがつくと落とすのが大変なので、新築建築時から焦げ付き予防マットを敷いておくのがおすすめです。

シンクを広くしておけば良かった

キッチンのシンクサイズはシンク内にためられる食器の量洗い物などの作業効率に影響します。

シンクサイズが家族構成や調理時の洗い物の量の実情と合っていないとシンク内がすぐに洗い物でいっぱいになってしまいます。

サク

わが家の場合は幅75cm×奥行き52㎝×高さ18.5㎝のシンクを採用しました。

シンクサイズについては特に検討することなく決めてしまっていましたが、調理後のフライパンや鍋、皿などでシンクの中はすぐにいっぱいになってしまい、「もう少し広いシンクだったら・・・」と思うことが多々あります。

対策方法:家族構成や利用状況に合わせてシンクサイズを検討しましょう

シンクのサイズは家族構成や利用状況に合わせて検討することが重要です。メーカーによってはオプションでシンクサイズを変更することが可能なところもあるので、家族で話し合い検討してみてください。

「シンクの広さ」に関する投稿↓↓

スクロールできます

キッチンの床材を無垢材にしなければ良かった

無垢の床材は足の感触が良く、床の冷たさを軽減できるためとても人気です。一方で水気に弱く、湿気や温度によっては反りが出たり、水汚れにより黒ずみがつきやすいとう特徴があります。

メリットデメリット
〇踏んだ時の足の感触が良い
〇表面の木目が自然な風合い
〇断熱性が優れている
〇調湿作用がある
×一般的なフローリングと比べ、高くなりがち
×湿度などの影響で、反りや収縮する可能性がある
×水汚れにより、黒ずみがつく可能性がある
×表面が柔らかく、キズつきやすい
無垢材の特徴(メリット・デメリット)

特にキッチンは床に水が飛び散りやすい場所なので、何かしらの対策を行っていないと「無垢材なんて採用しなければよかった・・・」と後悔してしまうかもしれません。

対策方法:キッチンに無垢材を採用するなら、水気対策を行うようにしましょう

キッチンに無垢材を採用する場合は以下のような水気対策が有効です。

  • 撥水性の高いワックスを無垢材に塗る
  • 水気に強い素材の無垢材を採用する
  • 広めのキッチンマットを利用する

しっかりと事前に対策を行い、綺麗な無垢材を長く楽しめるようにしましょう。

新築建築時の「床材」に関する後悔や失敗については、別記事で解説しています↓↓

「無垢材」に関する投稿↓↓

スクロールできます

床下収納がいらなかった

昔はぬか漬けなどの保存食の保管場所として利用されていた床下収納。床下収納をつくることで、床下のデッドスペースを利用し、収納量を増やすことができます。

しかし、床下収納は収納としては物の出し入れがしづらく、普段使いの収納としては不向きです。

必然的に普段は使わないもの(防災用品や長期保存食)の収納場所になったり、利用しないスペースとなってしまい、つくったことを後悔する人が多い設備のひとつです。

メリットデメリット
収納量が増える
冷暗所として利用できる
物の出し入れが不便
費用がかかる
の強度が落ちる
床下収納のメリット・デメリット

対策方法:他で収納スペースが確保できるなら、床下収納は不要

床下収納は狭小住宅などでどうしても収納量の確保が難しい場合にのみ採用を検討するようにしましょう。他の収納スペースで収納量が確保できるなら、基本的に不要です。

設置費用としても約5万円ほど必要となるため、床下収納をつけないことでコストカットにもつながります。

「床下収納」に関する投稿↓↓

スクロールできます

炊飯器の蒸気が棚に当たって、汚れてしまう

お米が主食の日本人にとって、必須家電といっても過言ではない炊飯器。そんな炊飯器ですが、一般的な炊飯器の場合、お米を炊く際に高温の蒸気が発生します。

炊飯器のすぐ上に棚をつくってしまった場合は、棚に蒸気が当たり汚れやカビの原因となります。

対策方法:炊飯器の上には棚をつくらないようにしましょう

基本的ではありますが、炊飯器の上には棚をつくらないようにしましょう。炊飯器上部に1m程度の空間を設けることで、蒸気を逃がすことができます。

サク

わが家の場合は、炊飯器の上には何もない状態にし、壁側には窓をつけました。

実際に使ってみると窓までは必要ありませんでしたが、上部に棚などをつくらなくて良かったと感じています。

炊飯器の蒸気で壁や棚が汚れてしまうと日々の掃除の手間も増えますので、炊飯器の配置には注意するようにしましょう。

最近では蒸気の少ない蒸気レス炊飯器もあるので、どうしても棚の位置を変えたくない人は採用を検討してみてください。

「炊飯器の配置」に関する投稿↓↓

スクロールできます

キッチンの窓を大きく(多く)しすぎた

「明るいキッチンにしたい」という希望から、キッチンに窓をつける場合は多いですが、キッチンにつける窓のサイズや数には注意が必要です。

キッチンの窓を大きくしたり、数を増やしすぎるとすると、生ものや料理の傷みが早くなったり、キッチンが外気温の影響を受けやすくなったりします。

対策方法:キッチンの窓は適切な位置とサイズを検討しましょう

サク

わが家の場合、背面(東)と側面(南)に横35㎝×縦70㎝程の窓をつけました。

窓としては大きくないサイズですが、東側の窓から朝日が入り、日中は南側からの窓から光が入るので、キッチンは決して暗くはありません。

一方、常時日が入るので、食材が傷まないように夏場以外でも調理したものは冷蔵庫入れて保管しています。

キッチンの窓は大きすぎたり、多すぎたりすると夏暑く作業しづらいキッチンになってしまうので、キッチンの窓のサイズや数には注意するようにしましょう。

新築建築時の「窓」に関する後悔や失敗については、別記事で解説しています↓↓

「キッチンの窓」に関する投稿↓↓

スクロールできます

まとめ:みんなの後悔を活かして、理想的なマイホームを手に入れよう

キッチンは家族の食事をつくる大切な場所であり、調理する人にとっては長時間作業する場所なので、快適な空間をつくることが重要です。

キッチンの後悔や失敗についてのまとめ

特に注意して欲しい新築建築時のよくある後悔・失敗5選↓↓

  • キッチン横の勝手口がいらなかった
  • コンセントの数が足りなかった
  • 食器洗い乾燥機の容量を大きなものにしておけばよかった
  • キッチン前収納をつくっておけば良かった
  • キッチンの通路幅が狭い

新築建築時の「キッチン」について後悔したくないなら、既に新築を建てた人の後悔ポイントを自分の家づくりに活かすのがおすすめです。

「みんなの後悔」を家づくりに活かして、理想の家づくりに役立ててみてください。

後悔ZEROの家づくり研究所
サイト運営者 サク
当サイトは【家づくりで後悔する人を減らしたい】という思いで、家づくりに関する後悔情報を中心に配信しています。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次