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【重要】サイズは何㎝?ルンバ基地のオススメサイズと4つの注意点を徹底解説!

この記事はこのような方にオススメ
  • 新築にルンバ基地をつくりたい
  • ルンバ基地に必要なサイズが知りたい
  • ルンバ基地はどこに設置するのがベストなの?

普段の掃除を楽にしてくれる家電として、活躍してくれる「ロボット掃除機」

最近では新築建築時にロボット掃除機の収納スペースを最初から用意する家庭が増えてきています。

俗に言う「ルンバ基地」です。

※以下、お掃除ロボット収納スペースのことをまとめて「ルンバ基地」として、解説させていただきます。

この記事では、実際にルンバ基地をつくって1年以上使用してみた経験から、オススメの場所とサイズ、注意すべきポイントについて解説していきます。

後悔のない満足度の高いルンバ基地にすることができますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の結論

目次

ルンバ基地の設置場所はリビングがオススメ

ルンバ基地の設置場所としてはリビングが圧倒的にオススメです。

オススメな理由

  • 長時間過ごすリビングは汚れやすいから
  • 家の中で最も床面積が広いから
  • 来客前のちょっとした掃除に役立つから

リクルートの実施したアンケートによると、夫婦は1日の8割前後をリビングで過ごしているとのこと。

画像はリクルート2017住まい領域より

過ごす時間が長くなれば、当然その分ホコリなどの汚れも溜まりやすくなります。

そのため、ボタン一つで気軽に掃除ができるお掃除ロボットの基地をつくるにはリビングが最適です。

また、リビングは間取りの中で最も広い床面積となることが多く、お掃除ロボットで効率よく掃除することが可能になります。

来客前のちょっとした掃除の際にも負担なく掃除ができるので、ルンバ基地をつくるなら、リビングを真っ先に検討するようにしましょう。

お掃除ロボットで掃除するようになると、床に物を置かないということが習慣化するので、リビングをスッキリとした環境で過ごしたいというご家庭にもオススメです。

ルンバ基地設置場所のアイディア3選!

ルンバ基地の設置場所としては、以下のような施工事例があります。

  • 階段の下
  • ソファーなどの家具の下
  • 収納スペースの下(オススメ)

階段の下

画像はユニバーサルホームHPより

階段の下にルンバ基地をつくる場合、無駄なスペースを有効活用できる一方、階段の形状によってはお掃除ロボットが目立ってしまう可能性があります。

また、階段が廊下にある間取りの場合、お掃除ロボットを稼働する際にリビングの扉を開けないといけないので、冬は寒いし、夏は暑くなってしまうことには注意が必要です。

ソファーなどの大型家具の下

画像は iRobot公式HPより

ソファーなどの大型家具の下にルンバ基地をつくる場合、新築時でなくてもルンバ基地として配置できる一方、家具が足の高いものに限定されてしまいます。

充電用のコンセントが必要になるので、コンセントの設置場所にも注意が必要です。

【オススメ】収納スペースの下

ルンバ基地の設置場所としては収納スペースの下がオススメです。

収納スペースの下に配置することで、お掃除ロボットの上にホコリがたまることもなく、目線に入りづらいので、スッキリとした印象になります。

衣類の収納スペースだと奥行きがありますし、低い部分は使い勝手があまり良くないので、ルンバ基地にすることで、空間を最大限有効活用できます。

また、収納部分にロールカーテンをつけておくことで、簡単に目隠しすることも可能です。

サク

わが家の場合は図面を自作することで、理想的なルンバ基地を手に入れることができました。

自作の図面

オリジナル収納の設計方法については、別の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ルンバ基地におすすめのサイズ

画像は iRobot公式HPより

ルンバ基地におすすめのサイズ

高さ15cm×横幅75cm×奥行き61cm

それぞれの数値の算出根拠について、解説します。

間取りの制限などにより、オススメのサイズが確保できない方は必要最低限のサイズ以上は確保するようにしてください。

ルンバ基地の高さ(オススメは15㎝)

必要な高さは下記の2つのいずれかの要素によって決まります。

  • 本体orホームベース(充電器)の高さ
  • 巾木+コンセントの高さ

本体orホームベースの高さ(必要最低限の高さ)

本体もしくはホームベースの高さはロボット掃除機を収納するために、最低限必要となる高さとなります。

人気の高いお掃除ロボットのホームベースの高さまとめ

メーカーシリーズ本体の
高さ
ホームベース
の高さ
アイロボット
(ルンバ)
jシリーズ8.7cm9.1cm
500シリーズ
600シリーズ
9.2cm10.5cm
iシリーズ9.2cm10.5cm
eシリーズ9.2cm10.5cm
700シリーズ
800シリーズ
900シリーズ
9.2cm10.5cm
エコバックスDEEBOT 
N8シリーズ
9.36cm10.0cm
AnkerRoboVac
X8シリーズ
9.7cm8.5cm
ILIFEA97.6cm8.8cm

お掃除ロボットを収納するためには、11㎝程度の高さが最低限必要ということが分ります。

 自動ゴミ収集機(クリーンベース)が一体となっている機種を使用する場合には、収納スペースに高さが必要となりますので、先に購入する機種を決めておくようにしましょう。

画像はルンバi3+(公式HPより)

巾木+コンセントの高さ

収納スペースの高さについて、巾木とコンセントの高さが影響する場合があります。

巾木(はばき)とは床と壁の接する部分に取り付ける板のようなものです。収納スペース内の壁紙が掃除の時に傷つかないようにするために、巾木をつけるのがオススメです。

巾木の有無と高さ

収納スペース内に巾木をつける場合は、巾木の高さを考慮する必要があります。

巾木の一般的な高さは3㎝もしくは6㎝です。

コンセントのサイズと向き

収納スペース内には充電用のコンセントが必要となります。

一般的な2口のコンセントのサイズは「縦12cm×横7cm」です。

コンセントを縦向きに設置する場合は12㎝、横向きに設置する場合は7㎝必要となります。

無駄なスペースを無くすことができるので、コンセントは横向きに設置するのがオススメです。

巾木+コンセントの高さの組み合わせ

コンセント縦設置

コンセント横設置
巾木
なし
必要な高さ
14cm
必要な高さ
9cm
評価
巾木ありが
オススメ
×
本体やホームベース
の高さより低くなる
巾木
あり
3㎝
必要な高さ
17cm
(下記写真例)
必要な高さ
12cm
評価
コンセントは
横向きがオススメ

コンセントの設置や
本体の回収時にやや困難
巾木
あり
6㎝
必要な高さ
20cm
必要な高さ
15cm
オススメ
評価×
高すぎて本体が
丸見えに

使い勝手が良い
収納スペースに必要な高さ

※余裕高として、施工例を元に2㎝見込んでいます。

わが家の施工例

オススメの高さについての結論

本体orホームベースの収納に必要な最低限の高さ(11㎝)or 巾木とコンセントに必要な高さ(15㎝)=15㎝(オススメの横幅)※コンセントは横向き設置

ルンバ基地の幅(オススメは75㎝)

ルンバ基地に必要な横幅は、下記の2つの要素によって決まります。

  • お掃除ロボット本体の幅
  • ホームベースに帰るために必要な幅

お掃除ロボット本体の幅(必要最低限の幅)

基地の幅を狭くしてしまうと、使用できるお掃除ロボットが限られる可能性があるので、注意が必要です。

各メーカーのお掃除ロボットの幅を比較します。

メーカーシリーズ最大幅
アイロボット
(ルンバ)
sシリーズ31.2cm
jシリーズ33.9cm
500シリーズ
600シリーズ
34cm
iシリーズ
(i3・i3₊)
34.2cm
iシリーズ
(i7・i7₊)
eシリーズ
35.1cm
700シリーズ
800シリーズ
900シリーズ
35.1cm
エコバックスDEEBOT 
N8シリーズ
35.3cm
AnkerRoboVac
X8シリーズ
34.5cm
ILIFEA933cm

今回調査した中では、エコバックスのDEEBOT N8シリーズが最大(35.3cm)となっており、アイロボットのルンバのeシリーズが最小(31.2cm)でした。

本体の幅プラス両側に5㎝ずつ余裕幅を考慮すると、収納スペースとして最低限必要な幅は45㎝程度となります。

ホームベースに帰るために必要な幅

画像はルンバ取り扱い説明書より

ルンバの取り扱い説明書ではホームベースの両側に壁との距離を0.5mとることが推奨されています。

サク

わが家で使用中のお掃除ロボットILIFE(アイライフ)の公式HPでも、同じように両側0.5mが推奨されています。

「充電ドックを壁の前に設置し、両側0.5メートル、正面1.5メートルの範囲内に障害物がないようにしてください。」ILIFE公式HPより

仮にルンバのホームベース(ルンバi・e・500~900シリーズ用)を設置し、推奨値の50㎝確保しようとすると横幅が1.1m以上も必要になります。

実際には推奨値以下の幅でも、問題なく使用できます。

サク

わが家の場合は半畳(壁の内側75㎝)のスペースにアイライフのホームベースを設置していますが、問題なく帰還してくれています。

アイライフ(V9 用)の場合
ルンバ(ルンバi・e・500~900シリーズ用)の場合

オススメの幅についての結論

お掃除ロボットの本体を収納するのに必要な最低限の横幅(45㎝)+ホームベースに帰るために必要な余裕幅=75㎝(オススメの横幅)

ルンバ基地の奥行き(オススメは61㎝)

奥行きに関しては、以下の2つを合計した数値で考える必要があります。

  • お掃除ロボット本体の幅+ホームベースの影響幅を合計した奥行き
  • 視界に入らないようにするために、必要な奥行き

お掃除ロボット本体の幅+ホームベースの影響幅を合計した奥行き(必要最低限の奥行き)

収納に最低限必要な奥行きはお掃除ロボットの幅にホームベースの影響幅を合計した値です。

ホームベースの影響する奥行きは、どの機種も約5㎝程度です。

各機種の収納に必要な奥行き

スクロールできます
メーカーシリーズ収納に必要な
奥行き(A+B)
本体最大幅
(A)
ホームベースの
影響奥行き(B)
アイロボット
(ルンバ)
jシリーズ38.9cm33.9cm5cm
500シリーズ
600シリーズ
39cm34cm5cm
iシリーズ39.2cm34.2cm5cm
eシリーズ40.1cm35.1cm5cm
700シリーズ
800シリーズ
900シリーズ
40.1cm35.1cm5cm
エコバックスDEEBOT 
N8シリーズ
40.3cm35.3cm5cm
AnkerRoboVac
X8シリーズ
39.5cm34.5cm5cm
ILIFEA938cm33cm5cm

お掃除ロボット本体を全て収納するには、41cm程度の奥行きが最低限必要となります。

② 視界に入らないようにするために必要な奥行き

お掃除ロボットを収納する際には、視界に入らないようにするための奥行きをとっておくと部屋の中をスッキリとした見た目にすることができます。

収納スペースが高さ17cmの場合で、人が床に座った時の目線(日本人の平均座高87cm)から見た時の見え方を紹介します。

奥行きをお掃除ロボット幅と同じにした場合

奥行きをお掃除ロボットの幅+10㎝にした場所

奥行きをお掃除ロボット20cmにした場合

生活空間をスッキリと見せたい方は基地の奥行きがお掃除ロボット本体の幅プラス20cm以上にすることで、視界に入らないようにすることができます。

サク

わが家の場合は高さが17㎝あり、少し本体が見えますが、高さを15㎝にすると、もう少し本体が目立ちにくくなりますよ。

オススメの奥行きについての結論

お掃除ロボットの幅にホームベースの影響幅を合計した最低限の奥行き(41㎝)+視界に入らないようにするために必要な奥行き(20㎝)=61㎝(オススメの奥行き)

ルンバ基地設置の際に注意すべき4つのポイント

画像はアイロボット公式HPより

せっかく設置したルンバ基地が使い勝手が悪かったり、使えない基地になってしまっては意味がありません。

ルンバ基地を設置するにあたり、注意すべき4つのポイントをご紹介します。

  • 前面の空間に障害物を置かない
  • 階段などの段差の近くに置かない
  • 近くに赤外線を発する機器を置かない
  • コンセントの位置と向き

前面の空間に障害物を置かない

画像はアイロボット公式HPより

お掃除ロボットはホームベースから出る赤外線を頼りに帰還します。

もし、ルンバ基地の前面に障害物がある状態だと、ホームベースへの帰還率が悪くなってしまいます。

ルンバ(アイロボット)の公式情報では、ホームベースの設置場所として、正面に1.2m以上のスペースを確保することが推奨されています。

ホームベース正面に1.2メートル(4フィート)以上のスペースを確保してください。この範囲内にはテーブルや椅子などの家具を置かないでください。アイロボット公式HP(よくあるご質問)より一部抜粋

ホームベースへの帰還率を上げるために、前面には障害物を置かないようにしましょう。

階段などの段差の近くに置かない

画像はアイロボット公式HPより

ルンバ(アイロボット)の公式情報では、ホームベースの設置場所として、階段などの段差から1.2m以上のスペースを確保することが推奨されています。

ホームベース®と階段などの段差との間に1.2メートル(4フィート)以上のスペースを確保します。アイロボット公式HP(よくあるご質問)より一部抜粋

ルンバには段差センサーが内蔵されているため、基本的には階段などから落ちることはないようですが、センサー部分の掃除を怠ると、落下の可能性があるようです。

画像はアイロボット公式HPより

「お手入れ不足の状態や特殊な環境では、段差センサーが稼働しない可能性があります」アイロボット公式HPより一部引用

高いところからの落下は故障の原因となりますので、階段などの高い段差からは距離をとって設置するようにしましょう。

近くに赤外線を発する機器を置かない

画像はアイロボット公式HPより

お掃除ロボットはホームベースから発せられている赤外線を頼りに帰還しているため、ホームベースの近くに赤外線を発する機器があった場合は干渉してしまう可能性があります。

ホームベース®から2.5メートル(8 ft)以内に他のホームベース®が設置されていないか確認してください。これらの機器の赤外線が干渉する場合があります。アイロボットよくあるご質問より一部引用

赤外線を発する機器の例

  • デュアルバーチャルウォール
  • 他の機種のホームベース

ルンバ基地を計画する際にはデュアルバーチャルウォールや他の機種のホームベースを近くに置く予定がないか、事前に確認しておきましょう。

コンセントの位置と向き

ホームベース設置のために必要なコンセントですが、設置場所には注意が必要です。

収納スペース内の手前の側面につけてしまうとコンセントやコードが目立ってしまいます。

サク

わが家の後悔ポイントの1つになっています。

背面に設置することで、コンセントやコードが見えなくなるので、スッキリとしたルンバ基地にすることができます。

15cmの高さがあれば、十分手を入れてコンセントを差し込むことができるので、コンセントは奥の背面に設置しましょう。

まとめ:細部までこだわって、大満足のルンバ基地を手に入れよう

お掃除ロボットは最適な位置やサイズの収納スペースがあることで、最大限に活用することができます。

重要ポイントを再確認

ルンバ基地オススメのサイズ

高さ15cm×横幅75cm×奥行き61cm

※2口コンセントの場合は横向きに設置

※コンセントは側面でなく奥に設置

ルンバ基地の注意すべき4つのポイント 

①前面の空間に障害物を置かない

②階段などの段差の近くに置かない

③近くに赤外線を発する機器を置かない

④コンセントの位置と向き

専用のルンバ基地は新築建築時にしか作ることは難しいので是非、最適なルンバ基地をつくって、快適な新築を手に入れてください。

新築建築時に作りたいコードレス掃除機収納については別記事にて紹介していますので、参考にしてみてください。

後悔ZEROの家づくり研究所
サイト運営者 サク
当サイトは【家づくりで後悔する人を減らしたい】という思いで、家づくりに関する後悔情報を中心に配信しています。
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