- 注文住宅の床材選びで失敗したくない
- 床材選びの際に知っておいた方が良いことってあるの?
- 実際に家を建てた人の感想を知りたい
床材は室内の全体的なデザインに影響するだけでなく、住みやすさや今後のメンテナンスに影響する大切な設備のひとつです。
単純に見た目だけで決めてしまっては、後悔につながってしまう可能性が高いので、注意が必要です。
この記事では、新築の床材選びに関する【よくある後悔・失敗】について解説いたします。
他の人の後悔や失敗を避けることで、満足度の高い床材選びができるので、ぜひ参考にしてみてください。
無垢フローリングに関する後悔ポイント
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無垢フローリングとは、木をそのまま板に加工し、並べてつくる自然素材の床材です。木の温かみを感じられ、床の冷たさを軽減できるなどのメリットがあります。
そんな無垢フローリングにはデメリットもあり、知らずに採用してしまうと後悔してしまう可能性があります。
無垢材のよくある後悔
- 無垢材にしたら、床が傷だらけになった
- 無垢材にしたら、予算をオーバーしてしまった
- キッチン下を無垢材にしたら、シミで汚れてしまった
- 無垢材にしたら、掃除やメンテナンスが面倒だった
- 無垢材にしたら、反りがひどかった
無垢材にしたら、床が傷だらけになった
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無垢フローリングは木の柔らかな足触りが特徴ですが、その反面傷つきやすいのも事実で、先のことまで考えていないと後悔につながる可能性があります。
無垢フローリングを検討する際には、針葉樹と広葉樹の特徴を理解しておくことが重要です。
種類 | 木の種類 | 特徴 |
---|---|---|
![]() 針葉樹 | 松 杉 パイン | やわらかく、足ざわりが良い 断熱性に優れている 成長が早いので安価 傷つきやすい 節が多め 反りやすい 色にばらつきがある |
![]() 広葉樹 | オーク バーチ | 硬く丈夫で傷つきにくい 木目が綺麗 針葉樹より反りづらい 足ざわりが若干冷たく感じる 針葉樹と比べると高価 |
一般的に成長の早い針葉樹の方が柔らかく、成長の遅い広葉樹の方が固い材質となります。
無垢材は採用したいけれど、床の傷がどうしても気になるという方には広葉樹の無垢材がオススメです。
無垢材にしたら、予算をオーバーしてしまった
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一般的に無垢材のフローリングは、複合フローリングと比べると単価が高くなります。そのため、床材に無垢材のフローリングを採用したばっかりに、予算を越えてしまったという後悔につながる可能性があります。
種類 | 価格の目安 (m2) |
---|---|
無垢材 | 26,127円 |
複合材(シート) | 7,740円 |
複合材(突き板) | 8,980円 |
複合材(単板) | 9,685円 |
複合材 (挽板) | 25,795円 |
価格を比較した製品の詳細情報はこちらからチェック
無垢材:コンビット®ソリッド(ユニタイプ)ナチュラルオイルフィニッシュ(7種平均価格)
複合材(挽板):コンビットモノ®挽板3.0(4種平均価格)
複合材(単板):コンビットグラードプラス®152(艶消し)(4種平均価格)
複合材(突き板):コンビットブラッシングオーク®柾目使用(抗菌・抗ウィルス仕様)
複合材シート:コンビットリアージュ®152木目柄
無垢材のフローリングを採用する際は、事前に見積もりを取り、予算をオーバーしてしまわないように注意しましょう。
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価格を抑えたいなら、1階と2階で床材を変える方法がオススメです。
キッチン下を無垢材にしたら、シミで汚れてしまった
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無垢材は水気が浸み込みやすいという特徴があるため、キッチンのような水をよく使用する場所に採用すると、シミで汚れてしまう可能性があります。
一度シミ汚れがついてしまった無垢材は、表面を削るなどの修繕が必要となります。そのまま放置すると、汚れた印象のキッチンになってしまい、採用したことを後悔してしまうかもしれません。
無垢材のシミ汚れを防止するのは、ウレタン系の塗装がオススメです。ウレタン系の塗装により表面に薄い膜を貼ることで撥水性が高まり、シミ汚れを防止することができます。
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「木の感触が損なわれてしまう」という点は理解した上で、採用を検討しましょう。
無垢材にしたら、掃除やメンテナンスが面倒だった
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無垢材は複合フローリングと比べると、手入れの方法に違いがあります。
無垢材は湿度が高い時は空気中の水分を含んで膨張し、乾燥している時には含んだ水分を放出します。そのため、乾燥時期には板と板の間に隙間ができることがあります。
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一度入り込んだ汚れをつまようじのような細いものでかき出す作業は大変です。
また、必ずしも必要という訳ではありませんが、汚れ付きを防止するためには半年から1年に一度ワックスがけをする必要があります。
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掃除やメンテナンスが苦手な方には、無垢材は不向きです。
無垢材にしたら、反りがひどかった
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無垢材は水分を含んだり、乾燥したりを繰り返す中で、反りが発生してしまいます。床材が反ってしまうと板と板の間に隙間ができて、汚れが入りこんだり、家具のグラつきなどの原因となります。
一般的に硬い広葉樹よりも、柔らかい針葉の方が反りやすいとされています。
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しかし、それはどちらかと言えばの話しであり、基本的に無垢材には反りが生じるものです。
木の反りや傷、照りなどをあじわいとして楽しむことができないなら、無垢材を選択しない方が無難でしょう。
複合フローリングに関する後悔ポイント
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一般住宅で最も使われる床材である複合フローリング。
複合フローリングとは基礎材となる板の上に薄い天然木や化粧シートなどを貼り合わせて作られたもので、挽板(ひきいた)・単板(たんぱん)・突き板(つきいた)・シートの4種類があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
挽板 (ひきいた) | 表層に使用する木材の厚み は2㎜~4㎜程度 無垢材に近い感触 |
単板 (たんぱん) | 表層に使用する木材の厚み は0.3㎜~1.2㎜程度 突き板よりも無垢材に近い感触 |
突き板 (つきいた) | 表層に使用する木材の厚み は0.3㎜~0.5㎜程度 シートよりは無垢材に近い感触 |
シート | 表層に化粧シートを貼り合わせ て作成したもの 品質や仕上がりが均一 |
無垢材のような反りや板間の隙間が生じることがほとんどなく、床暖房にも使用でき、ムラなく仕上げることができますが、複合フローリングの特徴を知らずに採用してしまうと、後悔してしまう可能性があります。
複合フローリングのよくある後悔
- シートフローリングにしたら、質感がイマイチだった
- 挽板フローリングにしたら、無垢材と同じぐらい費用がかかってしまった
シートフローリングにしたら、質感がイマイチだった
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シートフローリングは、表面に木材ではなく化粧シートを張り合わせてつくられているため、木そのものが持つ質感や温もりは感じることができなくなります。
素足で踏んだ時に冷たく感じるため、木の質感を楽しみたい人にはオススメできない床材です。
他の複合フローリングより経済的で、汚れやキズに強くワックスなどのメンテナンスがいらないのでメインの床材として利用するよりは、2階の床材に利用するなど間取りに合わせて使用するのがオススメです。
挽板フローリングにしたら、無垢材と同じぐらい費用がかかってしまった
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無垢材のフローリングに近い質感を求めて、表面の木材部分に厚みがあるフローリングを選ぼうとすると、どうしてもコストが高くなってしまいます。
種類 | 価格の目安 (m2) |
---|---|
無垢材 | 26,127円 |
挽板 (ひきいた) | 25,795円 |
単板 (たんぱん) | 9,685円 |
突き板 (つきいた) | 8,980円 |
シート | 7,740円 |
価格を比較した製品の詳細情報はこちらからチェック
無垢材:コンビット®ソリッド(ユニタイプ)ナチュラルオイルフィニッシュ(7種平均価格)
複合材(単板):コンビットグラードプラス®152(艶消し)(4種平均価格)
複合材(挽板):コンビットモノ®挽板3.0(4種平均価格)
複合材(突き板):コンビットブラッシングオーク®柾目使用(抗菌・抗ウィルス仕様)
複合材シート:コンビットリアージュ®152木目柄
一般的に表層の木材部分の厚みが厚くなるにしたがって、価格も高くなるため、予算に合わせた床材を選択することが重要です。
カタログ上で決めるのではなく、展示会場で実際に上に立ってみたり、サンプルを取り寄せるなどして確認することがオススメです。
畳に関する後悔ポイント
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日本建築で昔から使われてきた畳。住環境研究所の行った調査(20~40代世帯 間取り実態調査)によると、タタミルーム(スペース)を採用する人は7割を越えており、依然として人気の床材として広く利用されています。
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畳には程よいクッション性と調湿性があり、メリットを活かすことで大人も子どもも過ごしやすい空間をつくることができます。ただし、畳のデメリット部分を知らずに採用してしまうと、後悔につながってしまう可能性があります。
畳のよくある後悔
- 畳スペースをつくったら、張り替えの費用が高かった
- 畳の上に重たい家具を置いたら、跡がついてしまった
- 日焼けで畳に家具や敷物の跡がついてしまった
畳スペースをつくったら、張り替えの費用が高かった
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畳はフローリングと比べると傷みが生じやすく、3年から7年程度で張り替える必要があり、維持管理にコストがかかります。
畳の張り替えには「裏返し」と「表替え」という2パターンあります。裏返しとは畳表を裏返して再利用し畳縁を新しく付け替える方法で、表替えとは畳表と畳縁を新しく付け替える方法です。
張り替え 方法 | 目安 | 時期の 価格の目安 (1畳) |
---|---|---|
裏返し | 3~5年 | 4千円~9千円 |
表替え | 5~7年 | 5千円~1万3千円 |
畳の表替え費用は1畳当たり約5千円〜1万3千円程度必要となるので、比較的小さめの畳スペースである4畳半の張り替えでも2万円以上は必要となります。
張り替えをせずに放置するとダニやホコリなどによるアレルギーの原因となったり、傷みが進行してしまい新品と交換しなければいけなくなることもあります。
維持管理のコストが気になる方には、耐久性の高い和紙畳がオススメです。
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和紙畳とは住宅用建材メーカーのダイケンが販売するイ草の代わりに和紙を使った畳で、和紙を細かくこより状にし、編み込んで、樹脂コーティングしたものです。
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わが家の畳は和紙畳を採用しました。
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ダイケンの和紙畳なら裏返しは約10年、表替えなら約20年ももつので維持管理にかかる費用を安く抑えることができます。
濃い色の畳は表面の傷や入り込んだ汚れが目立ちやすいので、色を選ぶ際は明るめの色を選ぶのがオススメです。
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畳の上に重たい家具を置いたら、跡がついてしまった
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畳の表面は柔らかく、フローリングに比べ上からの圧力に弱い床材です。うっかり畳の上に重たい家具を置いてしまうと、へこんで跡がついてしまい、模様替えの際に後悔してしまう可能性があります。
畳スペースにタンスやベビーベッド等の大型家具を置く予定の場合は、へこみ対策を忘れないようにしましょう。
畳をへこみから守る方法
- 家具の下にコルクマットを敷く
- 家具の下にジョイントマットを敷く
- 畳のへこみ防止の専用マットを敷く
お金をかけずにへこみを予防したという方には、100均で購入できるコルクマットやジョイントマットを家具の下に敷くのがオススメです。
日焼けで畳に家具や敷物の跡がついてしまった
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「しばらくの間だけだから」と思って家具や敷物を新しい畳の上に置いておくと、その形で跡で変色してしまい後悔につながる可能性があります。
畳が変色する原因は、畳に使われているイ草が紫外線によって変質するためです。日光だけでなく、蛍光灯の光でさえ日焼けしてしまいます。
畳を日焼けから守る方法
- 窓に紫外線カットのカーテンを取り付ける
- 窓ガラスに日焼け防止シートを張る
![](https://kokai-zero.com/wp-content/uploads/2023/04/b1d77c3596e80ed266821f20a2f390c9-150x150.png)
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変色が気になる方にも和紙畳はオススメです。
和紙畳は名前のとおり和紙を素材として使用しているため、イ草よりも日焼けによる変色を抑えられます。わが家では1年程ベビーベッドを置いた期間がありましたが、日焼け跡はついていませんでした。
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クッションフロアに関する後悔ポイント
![](https://kokai-zero.com/wp-content/uploads/2024/02/tessa-edmiston-Z872DWn4s9A-unsplash-1024x819.jpg)
![](https://kokai-zero.com/wp-content/uploads/2024/02/tessa-edmiston-Z872DWn4s9A-unsplash-1024x819.jpg)
クッションフロアとは、厚さ1.8㎜~3.5㎜の塩化ビニール素材で作られるシート状の床材で、デザインが豊富でクッション性、防水性が高く、脱衣所やトイレの床材としてよく利用されます。
そんなクッションフロアですが、デメリット部分を知らずに採用してしまうと、後悔につながってしまう可能性があります。
クッションフロアによくある後悔
- 熱いものを落としてしまったら、熱で溶けてしまった
- 家具を引きずったら、破けてしまった
- 重たい家具を置いたら、へこんでしまった
熱いものを落としてしまったら、熱で溶けてしまった
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クッションフロアの素材である塩化ビニールの耐熱温度は60~80℃と低いため、誤って熱いものを落としてしまうと溶けたり、変形してしまう可能性があります。
このような場所に注意
- アイロンを使用する場所
- タバコを吸う場所
- キッチンの床
一度溶けてしまったクッションフロアの修繕方法としては、張り替えるしかありません。
クッションフロアを採用した場所では熱いものを使わないか、使用する際はマットを敷くなどの対策が必要となります。
家具を引きずったら、破けてしまった
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一般的な家庭で使用するクッションフロアは厚さが1.8ミリ程度しかないため、重たい家具を引きずってしまうとクッションフロアが破けてしまう可能性があります。
一度破けてしまったクッションフロアは張り替えるしかなくなるので、新築に引っ越す際には、あらかじめ下記のような対策をしておくようにしましょう。
対策方法
- 家具の下にキズ防止パッドを敷く
- 家具の下にフェルト材を貼る
- 家具を移動する時は家具移動パッドを敷く
クッションフロアの破れや傷つき対策としては、100均で手に入るキズ防止パッドやフェルト材を家具の下に貼っておくのがオススメです。
![](https://kokai-zero.com/wp-content/uploads/2024/02/4979909957738_10_c8fc8d43-8d4f-4a42-8417-014d493c6693_600x.webp)
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家具の足元にキズ防止パッドやフェルト材を貼ることで、移動の際にクッションフロアを傷つけることなくスルスルと家具を移動することができるようになります。
重たい家具を置いたら、へこんでしまった
![](https://kokai-zero.com/wp-content/uploads/2024/02/cushion-floor-photo-1024x768.jpg)
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クッションフロアはその名のとおりクッション性に優れた床材のため、上に重たい家具を置いた場合、へこんで跡が残ってしまうことがあります。
蒸しタオルやドライヤーを使って温めることで、軽いへこみの場合は元に戻すことができますが、長期間にわたってできたへこみは直らなくなってしまいます。
クッションフロアのへこみが気になる方は事前に対策をしておきましょう。
へこみ対策の例
- 家具の下に厚みのあるコルク材を敷く
- 家具の下にべニア板を敷く
- 家具の下に透明な保護マットを敷く
クッションフロアのへこみ対策としては、家具の下に透明な保護マットを敷くのがオススメです。
透明な保護マットを敷いておくことで、見た目を悪くすることなくクッションフロアのへこみを予防することができます。
フロアタイルに関する後悔ポイント
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フロアタイルとは、クッションフロアと同じ塩化ビニール素材で作られるタイル状の床材です。デザインが豊富で、クッションフロアよりも硬さがあり、耐久性や耐水性が高いため、店舗の床材やリフォーム時に使用されることが多い床材です。
傷ついた部分をピンポイントで修繕できるため、修繕費が安く抑えられるというメリットもあります。
そんなフロアタイルですが、デメリット部分を知らずに採用してしまうと、後悔につながってしまう可能性があります。
脱衣所にフロアタイルを採用したら、はがれてしまった
![](https://kokai-zero.com/wp-content/uploads/2024/02/ernys-EO_KlX-A6SY-unsplash-1024x680.jpg)
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フロアタイルはクッションフロアと異なり、1枚1枚のタイルを貼り合わせて施工します。そのため、部分的に下地に施工不良があった場合には水が入り、浮き上がって、はがれてしまうことがあります。
施工自体に問題がなくても、部屋の温度や湿度の変化によって、フロアタイルが伸縮し、剥がれてしまうこともあります。
フロアタイルは水で濡れることの多い脱衣所や洗面所などの床材には不向きなので、床材を選ぶ際には注意が必要です。
その他の床材に関する後悔ポイント
床材の色選びを間違えた
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床材の色は室内のデザイン性だけでなく、汚れや傷、色あせなどの目立ちやすさにも影響するため、見た目だけで決めてしまっては後悔につながる可能性があります。
![](https://kokai-zero.com/wp-content/uploads/2024/02/lllustration-1024x538.png)
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床材には体毛の抜け毛が目立ちづらいやや暗めのカラーがオススメです。
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わが家のフローリングはやや暗めのダークブラウンを採用しました。
見た目的には気に入っていますが、直射日光の当たるカーテン裏の日焼けやキズは目立ってしまいました。
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脱衣所やトイレの床材にはやや暗めのグレー系のクッションフロアを採用しました。
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脱衣所やトイレは髪の毛などが落ちやすい場所なので、目立ちづらい暗めの色がオススメです。
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トイレの照明を電球色にすることで、汚れが目立ちづらくなりますよ。
床暖房を採用すればよかった・採用しなければよかった
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温かい床に直接触れて足元から暖まることができる床暖房。床からの熱で、空気を乾燥することなく室内を暖めることができます。
そんな床暖房ですが、メリットとデメリットがあるため、採用してよかったという人と採用しなければよかったという意見に分かれます。
メリット | デメリット |
---|---|
足先が暖かい 火災のリスクが低い 風でホコリが飛び散らない 掃除の手間がない 設置場所や収納場合が必要ない | 光熱費が高い 初期費用が高い 暖まるまでに時間がかかる 維持費がかかる 冬の短い間しか使わない |
床暖房を採用する主なデメリットは設置に高額な初期費用が必要となる点と使用によって光熱費が高くなる点にあります。家計に余裕がなく、日々の電気代を気にしているような家庭の場合は採用を見送る方がよいでしょう。
まとめ:みんなの後悔を活かして、理想的な新築を手に入れよう
床材は快適な居住空間を計画する上で、大切な設備のひとつです。しかし、見た目のデザインだけで決めてしまう人が多く、後悔や失敗につながりやすい設備でもあります。
後悔のない床材を選択するには、既に新築を建てた人の後悔ポイントを自分の家づくりに活かすのがオススメです。
「みんなの後悔」を家づくりに活かして、理想の家づくりに役立ててみてください。
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