- コンセントはつけすぎると後悔する?
- コンセントは少ないより、多い方が良いって、本当?
- ムダになるようなコンセントがあるなら、事前に知りたい
新築建築後の後悔として、よく取り上げられる「コンセント」
「ここのコンセントが足りなかった」「コンセントは多めにつけておいた方が良かった」と後悔する人が後を絶ちません。
新築時に計画するコンセント数の目安は、2畳に1カ所程度と言われております。(パナソニックHP「早めに始めよう、配線計画のすすめ」より)
わが家の場合は目安の約3倍の53カ所もコンセントを設置しました。
この記事では、実際に大量にコンセントをつけたからこそ分かったコンセントはつけすぎると後悔するのか、使われていないコンセントとその理由について、解説いたします。
少しでも不要なコンセントはつけたくない、という方はぜひ参考にしてみてください。
コンセントはつけすぎると後悔する?
大量のコンセントをつけたわが家ですが、つけすぎたことを後悔することはありませんでした。
なぜ?
- 理由①コンセントは目立つものではないから
- 理由②増設により増額とならなかったから
理由①コンセントは目立つものではないから
コンセントやコンセントカバーは白いものが採用されることが多く、白い壁紙と同化するため、あまり目立ちません。
そのため、景観が悪くなることもなく、特に後悔することなく生活しています。
アクセントクロスを採用するような場所の場合は、コンセントの設置位置を目立たなくするか、コンセント自体の色を壁紙と近い色にしておくのがオススメです。
理由②増設により増額とならなかったから
わが家の場合は工務店さんのご厚意により、コンセントの増設が無料だったので、使われないコンセントに関して後悔することはありませんでした。
通常コンセントの増設は、1カ所1万円~2万円ほど費用がかかります。
もし、不要なコンセントを減らすことで建築費用が下がるなら、使わないコンセントに関しては後悔ポイントになっていたと思います。
コンセントの設置場所は住む人のライフスタイルによって変化するため、プロでも正確に計画することが難しく、必要か不要か悩む箇所に関しては、つけておくことをオススメします。
新築時に設置しておきたいコンセントに関しては、別記事で紹介しています↓↓
【コンセント】どこに必要?新築にあると便利な設置場所17選!
使っていないコンセント9選とその理由
通常、コンセントの増設には費用がかかるため、なるべく不要なコンセントは減らしておきたいものです。
そこで、大量につけたコンセントの中で、新築に引っ越してきてから1年以上使っていないコンセントについて紹介いたします。
リビングのフロアコンセント
リビングのソファー前にフロアコンセントをつけたのですが、カーペットを敷いたことにより使えないコンセントになってしまいました。
フロアコンセントを検討している方は、カーペットを敷く予定の有無について、確認しておきましょう。
廊下の電源コード式掃除機用コンセント
廊下に電源コード式掃除機用のコンセントを設置しましたが、コードレス掃除機しか使っていないため、全く使用していません。
コードレス掃除機をメインで使用する家庭の場合、廊下にコンセントは必要ないでしょう。
玄関の装飾用コンセント
玄関の飾り付け用にコンセントを設置しましたが、玄関に物を置くと掃除が大変になるため、ほとんど物を置いていません。
そのため、使用しないコンセントになってしまいました。
玄関は汚れやすく、来客の目にとまる場所なので、飾り物などはあまり置かないようにするのがオススメです。
シューズクローク内の靴乾燥機用コンセント
玄関でぬれた靴を乾かすためにコンセントを設置しましたが、玄関で靴を乾かすことは全くなく、このコンセントは一度も使用していません。
シューズクローク内はニオイや湿気がこもりやすいので、換気扇をつけるのがオススメです。
シューズクローク内の家電充電用コンセント
外で使用する家電の充電用にコンセントを設置しましたが、そのようなものを実際に使用する機会がなく、このコンセントは一度も使用していません。
コンセントの必要性を検討する際は、手持ちの家電から使用場所を考えることが重要です。
洗面所横のドライヤー用コンセント
このコンセントはドライヤー用に設置しましたが、引き出しを開けた際に扉がコンセントに当たってしまったり、コードが引き出しに挟まれてしまうため、使用していません。
収納の前面に配置するコンセントは、コンセントに当たったり、コードが邪魔になる可能性が高いので、注意が必要です。
脱衣所の扇風機用コンセント
このコンセントは脱衣所の壁掛け式扇風機用に設置しました。
しかし、購入した扇風機が想定していたよりも下向きにできず、位置が高すぎたため、一度も使用していません。
このような事態に陥らないように、新築で使用したい家電は先に購入しておくことをオススメいたします。
トイレの暖房器具用コンセント
このコンセントはトイレで使用する暖房器具用に設置しましたが、トイレ内に暖房器具を置くことはなかったため、一度も使用していません。
トイレは汚れやすいため、自然と掃除頻度が高くなります。
なるべく掃除をしやすいように、床に物を置かないようにするのがオススメです。
室外コンセント
このコンセントは外で焼肉をする際のライト用や掃除をする際の高圧洗浄機用に設置しましたが、庭が狭く、外で焼肉をしないため、使用していません。
高圧洗浄機も他のコンセントを使用しています。
室外コンセントに関しても使用目的をハッキリとさせておくことで、不要なコンセントを削減することができます。
室外コンセントとしては今後、電気自動車が普及してくることを想定し、駐車場付近に電気自動車用の室外コンセントを設置しておくのがオススメです。
コンセントはつけすぎて後悔することはないが、増設が有料なら不要なものはつけない方が良い
コンセントのつけすぎが新築建築時の後悔に直結する可能性はとても低いです。
しかし、増設が有料の場合は後悔につながることもあるため、極力不要なコンセントはつけない方が良いでしょう。
わが家の場合は増設が無料でしたが、基本的には有料になる場合がほとんどです。
今回紹介したわが家の使っていないコンセントとその理由を参考に、計画中のコンセントの必要性について再度検討してみてください。
新築のコンセントで後悔したくない方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
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