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【超重要】よくある失敗は?新築脱衣所の失敗・後悔ポイント20選!

この記事はこのような方にオススメ
  • 注文住宅の間取り(脱衣所)で後悔したくない
  • 使い勝手の良い、脱衣所にしたい
  • 家族みんなが快適に使える脱衣所にしたい

脱衣所は間取りの優先度として後回しにされがちですが、実は広さが使い勝手に大きく影響する場所です。

また、脱衣所は洗面所や衣類収納が設置されている場合も多く、忙しい朝に身支度を整える大切な場所でもあります。

この記事では、わが家が建築時に参考にした脱衣所に関するみんなの後悔ポイントとわが家の後悔ポイントについて、【間取り】【住宅設備】【生活家電の3項目に分けて解説します。

他の人の後悔したことを避けることで、生活しやすい満足度の高い脱衣所にすることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

脱衣所の【間取り】に関する後悔

脱衣所が狭すぎる

脱衣所は間取りの設計段階で後回しになることが多く、リビングや収納などの広さを確保するために、狭くなりがちな空間です。

ですが、狭い脱衣所は使い勝手が悪くなるため、脱衣所を広くしておけばよかったという後悔はよくある後悔のひとつです。

狭い脱衣所のデメリット

  • 衣類の収納量が足りなくなる
  • 子どもを着替えさせづらい
  • 洗濯物を干すことができない

脱衣所の一般的な広さは、2畳~3畳程度です。

サク

わが家の場合、洗面所を分けた2畳の脱衣所をつくりましたが、もっと広くできたらよかったと後悔しています。

わが家の脱衣所

2畳の脱衣所では洗濯機と衣類の収納棚を置くと、人が立てる空間はかなり狭く(1畳程度に)なります。

大人が2人立つと、窮屈に感じる広さです。

置くことが可能な収納棚のサイズも小さくなるので、常に棚の中がいっぱいで収納量が不足してしまっています。

サク

わが家のように脱衣所に衣類の収納棚を置きたい場合は3畳以上にするのがオススメです。

3畳の脱衣所の間取り例

3畳程度の広さがあれば収納量と脱衣スペースを確保することができます。

ドラム式の洗濯機を置く予定の場合は、前面に扉を開くスペースが必要になるので、注意しましょう。

脱衣所の配置が悪かった

間取り決めの際に後回しになりがちな、脱衣所は余ったスペースに配置される場合もあり、「脱衣所の配置が悪かった」と後悔する可能性があります。

配置が悪い脱衣所とは?

  • パターン①リビングに隣接している
  • パターン②玄関から脱衣所が見える
  • パターン③洗濯物干し場から遠い

パターン①リビングに隣接している

脱衣所がリビングに隣接している場合、浴室からの高い湿度がリビングに流れ込みます。

その結果、リビングの湿度が高くなってしまい不快な思いをする可能性があります。

また、プライバシーの観点からもリビングに隣接する脱衣所はあまりオススメできません。

パターン②玄関から脱衣所が見える

玄関から脱衣所が見えてしまう場合、脱衣所の扉を開ける際に気を遣ってしまいます。

また、来客対応時に扉を開けづらい脱衣所になってしまう可能性があります。

パターン③洗濯物干し場から遠い

脱衣所が洗濯物干し場から遠いと、洗濯物を運ぶ動線が長くなります。

水分を含んだ洗濯物は重く、動線が長いと重労働になり、後悔につながる可能性があります。

サク

わが家の場合は南側に広いリビングをつくりたかったので、脱衣所や浴室は北側に配置することになりました。

実際に生活してみると、南側の洗濯物干しスペースまでの距離が遠く、重たい洗濯物を毎日運ぶのがやはり大変でした。

サク

わが家の場合、優先順位が【南側のリビング>洗濯物の動線】だったので、後悔はしていません。

脱衣所に勝手口をつくることで、洗濯物を運ぶ動線を短くできることもありますので、是非検討してみてください。

脱衣所と洗面所を分けたらよかった・分けなければよかった

昔の間取りでは脱衣所の中に洗面所が設置されているが一般的でした。

しかし、最近では脱衣所と洗面所を分けることを選択する人が増えてきています。

脱衣所と洗面所を
分けるメリット
脱衣所と洗面所を
分けるデメリット
脱衣所を使用中に別の人が洗面所を使用できる
来客に脱衣所内を見られなくて済む
トイレの手洗い場を兼用できる
スペースがそれぞれに必要
洗面所を綺麗にしておく必要がある
建築費用が増額になる

脱衣所と洗面所を分ける主なメリットとしては、脱衣所を使用中に別の人が洗面所を使用できる点にあります。

子どもが思春期になった時や宿泊する来客が脱衣所を利用する際に役立ちます。

一方主なデメリットとしては、脱衣所と洗面所のスペースがそれぞれ必要になる点があげられます。

2畳の脱衣所と1畳の洗面所、合わせて3畳のスペースは最低でも必要になるので、敷地に余裕のない場合は優先順位を確認する必要があります。

サク

わが家の場合は脱衣所と洗面所を分けました。

わが家の間取り(2畳の脱衣所・1畳の洗面所)
サク

脱衣所と洗面所を分けることで、脱衣所のスペースが2畳と狭くなってしまいました。

狭い脱衣所は思ったよりも使い勝手が悪いです。

脱衣所と洗面所を分ける場合は脱衣所に充分な広さ(3畳以上)をとるのがオススメです。

衣類の収納量が足りなかった

脱衣所に衣類の収納場所をつくることで、朝の身支度や入浴後の寝間着への着替えがスムーズに行えます。

しかし、子どもの人数が増えたり、持っている衣類が多いと「収納量が足りなかった」と後悔する可能性があります。

サク

わが家の場合は、新築に引っ越してから家族が2人増えたこともあり、収納量が不足してしまいました。

現在5人家族で、約半畳のスペースに設置した衣類用の収納タンス(横79㎝×奥54㎝)を使用して生活しています。

収納場所に必要な広さは、脱衣所に置きたい衣類の量によって異なります。

サク

わが家の使用状況から収納に必要な広さを算出してみました。

家族の人数広さの目安
2人半畳程度
3人1畳程度
4人1畳程度
5人1畳半程度

2人につき半畳程度の収納があれば、十分普段使いの服を収納することができます。

間取りの広さに余裕がある人は収納棚を置く以外の方法も検討してみましょう。

間取りに余裕がある人にオススメ

  • 脱衣所に併設して、ウォークインクローゼットをつくる
  • 脱衣所に併設して、ウォークスルークローゼットをつくる
  • 脱衣所を広くして、ランドリールームにする

衣類を1カ所にまとめて保管することで、家事動線が短くて済みます。

また、季節ごとの衣替えの手間がなくなるので、脱衣所に併設してクローゼットをつくるのはオススメです。

ランドリールームとして機能しなかった

脱衣所をランドリールーム(洗濯物を洗う・干す・畳む場所)と兼用して計画する間取りは、家事の時短につながるため、人気があります。

ランドリールームをつくるメリット

  • 家事動線を短くできる
  • 花粉や黄砂で洗濯物が汚れない
  • 洗濯物が日焼けしない
  • 突然の雨でも安心
  • 防犯効果あり

しかし、脱衣所とランドリールームを兼用する場合はある程度の広さが必要となり、狭いランドリールームは「スペース不足」により活用できなくなる可能性があるので、注意が必要です。

脱衣所とランドリールームを兼用する場合、最低でも3畳は必要です。さらに使い勝手をよくしたいなら、5畳~6畳程の広さが必要になります。

家族の人数ランドリールーム
広さの目安
2人3畳~4畳
3人4畳~5畳
4人5畳~6畳
5人5畳~6畳
サク

わが家の場合はランドリールームはつくっていませんが、使っていない5.5畳の子ども部屋を洗濯物干し場として活用しています。

子どもはまだ小さいですが、それでも家族5人分の洗濯物を干すと、部屋中が洗濯物でいっぱいになります。

脱衣所をランドリールームと兼用で計画する場合は、5畳から6畳程度の広さで計画するのがオススメです。

わが家の場合は物干しワイヤーを手前と奥で設置していますが、スペースを節約したい人は上下2段で設置するのがオススメです。

脱衣所の【住宅設備】に関する後悔

脱衣所の照明が暗くて使いづらい

脱衣所の照明が暗いと、洗濯物の収納や着替えがしづらくなり、不便さを感じる原因となります。

脱衣所の照明を選ぶ際には、照明の色や明るさ、配置に注意が必要です。

脱衣所に最適な照明の色

照明には大きく分けて「電球色」「温白色」「昼白色」といった色があります。

脱衣所のような、作業をするような場所では温白色がオススメです。

サク

わが家の脱衣所には「温白色」のダウンライトを採用しました。

電球色ほど暗くなく、昼白色ほど明るすぎず、ほどよい明るさの温白色は脱衣所にオススメです。

脱衣所に最適な照明の明るさ(照明の数)

ダウンライトで照明を計画する場合、脱衣所の広さに合わせて照明の数を変える必要があります。

簡単な目安は【畳数=ダウンライト数】です。

脱衣所の広さダウンライトの
数の目安
2畳1~2個
3畳2~3個
4畳3~4個
5畳4~5個
6畳5~6個
サク

わが家の場合は2畳の脱衣所に1個のダウンライト(光を拡散するタイイプ)をつけています。

実際に生活してみて、2畳の広さならダウンライト1つでも充分な明るさでした。

【畳数=ダウンライト数】を目安に、適切な照明の数を計画する必要があります。

適正な照明の配置

ダウンライトで照明を計画する場合、照明の配置にも注意が必要です。

ダウンライトは下を照らすのが得意な照明なため、近くに壁などの障害物があると、光が届かなくなります。

サク

わが家の場合は脱衣所と洗面所を仕切ったため、それぞれに照明をつけることにしました。

ダウンライトで照明を計画する際は、光を遮るものがないか注意するようにしましょう。

脱衣所の照明を人感センサー付きの照明にしなければよかった

人感センサー付きの照明は自動で照明のオンオフができるのが魅力ですが、脱衣所に採用してしまうと後悔につながる可能性が高いです。

人感センサー付き照明が不向きな理由

  • 途中で照明が消えてしまう
  • 中に人がいるか分かりづらくなる
  • あれこれ設定しようとすると、コストが高くなる

脱衣所の照明を人感センサー付きの照明にした場合、着替えている途中で照明が消えてしまう場合があります。

その都度体を大きく動かして照明をつけなくてはいけないので、不便です。

また、照明が消灯していると中に人がいるのか分かりづらいです。

脱衣所やトイレに採用するドアには通常、中の電気がついているか確認できるように、「明かり窓」と呼ばれる部品を取り付けます。

スイッチ式の照明の場合、中に人がいると電気の光が確認できるため、中に人がいるかどうかが一目瞭然です。

しかし、人感センサー付きの照明の場合、入浴中に脱衣所の照明が消えてしまうため、外から見たときに中に人がいるのか分かりづらくなってしまいます。

点灯時間を長くしたり、センサーの数を増やすなどの対策を行うこともできますが、コストが高くなってしまうため、脱衣所にはスイッチ式の照明がオススメです。

脱衣所にコンセントが足りなかった

脱衣所で使用する家電は意外と多く、完成後のコンセントの増設にはかなりの金額が必要となるため、コンセントの不足は後悔につながります。

脱衣所で使用する家電例

  • 除湿機
  • 暖房家電
  • 壁掛け扇風機
  • 洗濯機

特に忘れずに設置したいのが、除湿機用のコンセントです。

サク

わが家の場合は浴室の入口付近に除湿機と暖房器具用のコンセントを設置しました。

入浴後に浴室内で除湿機を稼働させることで、カビの発生を予防できています。

コンセントの不足を防ぐためには、間取りをつくる段階で「どのような家電をどこで使いたいのか」検討しておくことが重要です。

コンセントの設置場所の検討方法についての参考記事↓↓

【コンセント】どこに必要?新築にあると便利な設置場所17選!

壁掛け扇風機用のコンセントの位置が高すぎた

脱衣所に壁掛け扇風機をつけることで、風呂上がりの火照った体を涼しい風が心地よく冷やしてくれます。

そんな壁掛け扇風機ですが、コンセントの位置には注意が必要です。

サク

わが家の場合、天井付近の高い位置にコンセントを設置しました。

しかし、実際に購入した扇風機を取り付けようとしたところ、想像していたよりも扇風機が下を向かないことが判明。

サク

結局、別の位置に扇風機をとりつけることになってしまいました。

家電を先に購入しておくことで、今回のような後悔は防ぐことができます。

サク

新築で使いたい家電は間取りを決める段階で購入しておくのがオススメです。

脱衣所の扉に鍵をつければよかった

脱衣所の扉に鍵をつけていないと、使用中に扉を開けてしまい、嫌がられてしまうことがあります。

特に女の子の子どもがいる場合は思春期頃になると「脱衣所に鍵をつけておけばよかった」と後悔することになるでしょう。

サク

わが家の場合は脱衣所の扉に鍵をつけました。

室内扉用の鍵はコインなどがあれば、外側から閉めることが可能です。

外側から鍵をしておくことで、「小さな子どもが洗濯機の中に入り込む」「洗濯物を引っ張り出したりされる」といった事故やイタズラを予防することができます。

万が一中で人が倒れた場合でも、簡単に開けることができるので、鍵をつけておいてよかったです。

鍵ありにした場合の差額は、5千円程度なので、迷ったら鍵は付けておくのがオススメです。

脱衣所の床に白い床材を選ばなければよかった

白い床材にはメリットとデメリットがあり、知らずに脱衣所の床に採用してしまうと、後悔につながる可能性があります。

白い床の
メリット
白い床の
デメリット
空間が明るくなる
清潔感が出る
壁紙が合わせやすい
落ちた抜け毛が目立つ
黄ばみや黒ずみが目立つ
キズが目立つ

脱衣所の床に白い床材を採用する主なメリットは、明るい印象の脱衣所にすることができることです。

明るい印象の脱衣所は、朝の身支度の際に気持ちよく準備することができます。

一方で、白い床材の主なデメリットは汚れが目立ちやすくなることです。

白い床材の場合、特に床に落ちたホコリや髪の毛のような汚れが目立ちやすくなってしまいます。

脱衣所は服を着脱したり、乾燥した洗濯物を取り出したりするため、特にホコリや髪の毛で汚れやすい場所です。

白い床材を採用した場合、汚れが目立つため掃除の頻度や手間が増えて後悔する可能性があります。

サク

わが家の場合はグレー系のクッションフロアを脱衣所に採用しました。

少し暗めの床材にすることで、掃除の頻度や手間を抑えることができています。

ストーン柄は特にホコリや髪の毛が目立ちづらいので脱衣所にオススメです。

洗濯機の下に防水パンを設置しなければよかった

洗濯機の防水パンとは洗濯機の下に設置する台のことです。

画像はリクシルHPより

しかし、防水パンにはメリットとデメリットがあり、「防水パンを設置しなければよかった」と後悔する可能性があります。

防水パンの
メリット
防水パンの
デメリット
水漏れによるダメージを軽減できる
床材の劣化の軽減できる
振動音を軽減できる
洗濯機の下が掃除しづらい
排水口の掃除ができない
広いスペースが必要になる

防水パンを洗濯機下に敷く主なメリットは水もれ時のダメージを軽減できることですが、最近の洗濯機では水もれトラブルは少なくなっています。

一方、防水パンを洗濯機下に敷く主なデメリットとして、掃除がしづらくなるということがあります。

洗濯機の下や横が掃除しづらく、ホコリが溜まってしまっています。また、排水口がホコリで詰まった際には洗濯機を持ち上げて移動する必要があるため、非常に不便です。

洗濯機下や排水口の掃除を考えるとキャスター付きの洗濯機置き台がオススメです。

洗濯機台にキャスターが付いていることで、1人でも洗濯機が移動できるので、掃除しやすく、洗濯機の裏に物を落としてしまった時でも簡単に回収することができます。

特に乾燥機能付きの洗濯機を使用している方は衣類のホコリで排水口がつまりやすいので、キャスター付きのタイプがオススメです。

サク

知人に紹介したところ、新築に採用していました。(上記写真)

脱衣所で利用する【生活家電】に関する後悔

脱衣所に壁掛け扇風機をつければよかった

脱衣所に扇風機があると、入浴後のほてった体を気持ちよくクールダウンすることができます。

扇風機には床置きタイプ壁などに固定するタイプがあり、脱衣所に床置きタイプを採用した場合、壁掛け扇風機にしておけばよかったと後悔する可能性があります。

壁掛け扇風機がオススメな理由

  • 狭い空間でも場所をとらないから
  • 床の掃除が楽になるから
  • 操作の際にかがまなくて済むから

脱衣所のような狭い空間の場合、足元に扇風機が置いてあると非常に邪魔になります。また、汚れやすい脱衣所では床にものを置くことで掃除の手間もかかるようになってしまいます。

壁掛け扇風機にすることで、そのような問題が解決され、操作も楽にできるようになります。

サク

わが家の場合は壁掛け扇風機を採用しました。

1年以上使用していますが、夏になると大活躍してくれており、つけてよかったです。

脱衣所に扇風機があることで、入浴後の湿気を外に逃がすことができるので、脱衣所の中のカビ予防にも役立っています。

そんな壁掛け扇風機ですが設置を希望する場合は、壁面の補強が必要となるので要注意です。壁面を補強しておらず、石膏ボードに固定してしまうと壁が大きく傷ついてしまう可能性があります。

サク

壁を補強できるタイミングは石膏ボードを貼る前です。

一度石膏ボードを貼ってしまうと、その後の補強作業は難しく(作業がやり直しとなるため)なりますので、壁を補強したい場合は石膏ボードを貼る前に依頼するようにしましょう。

脱衣所にエアコンをつけたらよかった・つけなければよかった

脱衣所内にエアコンをつけることにはメリットとデメリットがあり、必要派不要派の意見に分かれます。

サク

わが家の場合は脱衣所のエアコンは不要派でした。

脱衣所エアコンの
メリット
脱衣所エアコン
デメリット
寒暖差を少なくできる
洗濯物を乾かすことができる
暖房器具としては電気代が安い
設置費用が掛かる
電気代がかかる
設置スペースが必要

脱衣所にエアコンをつける主なメリットは、室内の寒暖差を少なくできることです。寒暖差を少なくすることでヒートショックなどのリスクを少なくすることができます。

一方、主なデメリットは設置費用が高額なことです。エアコンはどんなに小さなものでも設置費用が5万円程度は必要となります。

脱衣所へのエアコンの必要性は、間取りや脱衣所の利用方法によって異なります。

エアコンがあった方が良いケース:脱衣所をランドリールーム兼用で使用する場合

脱衣所をランドリールーム(洗濯物を干したり畳んだりする部屋)兼用で使用する場合は、エアコンがあった方が便利です。

エアコンが必要な理由

  • 洗濯物がよく乾くから
  • 間取りが広くなるから
  • 作業時間が長くなるから

脱衣所とランドリールームを兼用する場合は、脱衣所内で洗濯物を干すようになるため、エアコンがあると洗濯物がよく乾きます。

また、兼用にする場合は間取りが広くなり、中での作業時間も長くなるため、簡易的な冷暖房器具よりもエアコンがあった方が、より快適に過ごすことができるでしょう。

エアコンが不要なケース:脱衣所が狭い場合

2畳から3畳程度の狭い脱衣所にはエアコンは不要です。

サク

わが家の場合は脱衣所が2畳と狭く、エアコンはつけませんでした。

エアコンが不要な理由

  • 脱衣所が狭く小さな暖房家電で十分だったから
  • 夏は扇風機で十分快適だから
  • 脱衣所で洗濯物を乾かさないから
  • 設置スペースを確保するのが困難だから

狭い脱衣所の場合は、扇風機や小さな暖房家電で十分に快適に過ごすことができます。また、狭い脱衣所の場合は中で洗濯物を干したりすることはないため、わざわざエアコンをつける必要はありません。

2畳から3畳の脱衣所を計画している方には、壁掛け扇風機や小型の暖房器具の設置がオススメです。

脱衣所にガス式の衣類乾燥機をつけたらよかった・つけなければよかった

脱衣所内にガス式衣類乾燥機をつけることにはメリットとデメリットがあり、必要派不要派の意見に分かれます。

サク

わが家の場合はガス式衣類乾燥機は不要派(あきらめた派)でした。

ガス式衣類乾燥機
メリット
ガス式衣類乾燥機
デメリット
洗濯物の乾燥が天候に左右されない
洗濯物が早く乾く
洗濯物を干す・取り込む手間が不要になる
洗濯物が花粉や黄砂で汚れない
設置費用が掛かる
ガス代がかかる
設置スペースが必要
音がうるさい

脱衣所にガス式衣類乾燥機をつける主なメリットは、洗濯物を乾かすのが楽に早くできることです。ガス式衣類乾燥機を利用する場合、天候に左右されないだけでなく、洗濯物を干したり、取り込んだりといった手間が不要になり、家事がとても楽になります。

一方、主なデメリットは設置費用とランニングコストです。ガス式衣類乾燥機を設置する場合、初期費用で15万円~20万円程度必要となりますし、オール電化の場合、衣類乾燥機のためにガスを契約する必要が生じます。

脱衣所にガス式衣類乾燥機が必要かどうかは、家族構成や生活スタイルによって異なります。

ガス衣類乾燥機の設置がオススメな人

  • 共働き・子育て世帯
  • ガスを契約予定の人
  • 生乾き臭が嫌な人
  • 洗濯物は中干し派の人

共働き・子育て世帯のような「少しでも家事を楽にしたい」という人にはガス式衣類乾燥機の設置がオススメです。一方、「ガスの契約を予定していない人」にはあまりオススメではありません。

サク

わが家の場合は悩みましたが、オール電化だったため、ガス式衣類乾燥機は設置しませんでした。

ガス式衣類乾燥機使用する場合、ガスの契約が必要となり基本料金で毎月約2,000円必要となります。この基本料金は使用量に関わらず必要となるため、光熱費の削減のために設置をあきらめました。

今はドラム式洗濯機の乾燥機能を使用して、電気代の安い夜間に洗濯物を乾燥していますが、ドラム式洗濯機の乾燥機能でも十分に乾いてくれるため、満足しています。

初期費用や毎月の光熱費、脱衣所のスペースの面で余裕がない人には、乾燥機能のついた洗濯機がオススメです

まとめ:みんなの後悔を活かして、理想的な浴室を手に入れよう

脱衣所の使い方は、住む人のライフスタイルによって異なります。

「脱衣所に洗濯物を干すのか、干さないのか」「脱衣所に衣類を収納するのか、しないのか」など使い勝手がよい脱衣所を計画するには使用目的を十分に検討しておくことが必要です。

しかし、実際に住んでみないとわからない部分も多いため、後悔のない脱衣所にするためには、既に新築を建てた人の後悔ポイントを自分の家づくりに活かすのが、オススメです。

脱衣所は毎日身支度を整える大切な場所です。

「みんなの後悔」を家づくりに活かして、理想の家づくりに役立ててみてください。

後悔ZEROの家づくり研究所
サイト運営者 サク
当サイトは【家づくりで後悔する人を減らしたい】という思いで、家づくりに関する後悔情報を中心に配信しています。
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