- 長くキレイに使える清潔な浴室にしたい
- 使い勝手の良い快適な浴室にしたい
- 浴室のオススメのオプションや不要なオプションがあれば、知りたい
浴室は仕事や家事の一日の疲れを癒してくれるくつろぎの空間です。
毎日使う場所なので、使い勝手の悪さや掃除のしづらさが、後悔につながりやすい重要な場所でもあります。
この記事では、わが家が建築時に参考にした浴室に関するみんなの後悔ポイントとわが家の後悔ポイントについて、「間取り」と「住宅設備」に関する内容に分けて解説します。
他の人の後悔したことを避けることで、生活しやすい満足度の高い浴室にすることができるので、是非参考にしてみてください。
浴室の【間取り】に関する後悔
浴室が狭い
「浴室が狭い」という後悔は浴室の後悔として、多く取り上げられる内容のひとつです。
浴室が狭いと体が洗いづらい、泡が飛んで浴室の壁が汚れるなどの不都合が生じます。
戸建住宅の浴室の広さは、1坪サイズが一般的とされています。
浴室のサイズ | サイズ感 | オススメ度 |
---|---|---|
0.75坪サイズ | 必要最低限の 広さ | |
1坪サイズ | 2人以上で入 るには手狭な 広さ | |
1.25坪サイズ (オススメ) | 子どもと一緒 に入っても十 分な広さ | |
1.5坪サイズ | 広すぎて掃除 が大変になる 広さ |
わが家の場合は1.25坪サイズを採用しました。
今現在子どもが3人(4歳、1歳、0歳)いて一緒にお風呂に入っていますが、1.25坪サイズにして大満足しています。
子どもが自分達で入るようになった後のことを考慮しても、1.25坪サイズは広すぎず、狭すぎずでオススメなサイズです。
浴室の位置が悪い
間取り決めの際に後回しになりがちな浴室ですが、配置によっては大きな後悔につながる可能性があります。
位置の悪い浴室例
- 日光が全く当たらない位置に配置した浴室
- 風通しの悪い位置に配置した浴室
- 歩行者の多い道路側に配置した浴室
日光が全く当たらない位置に配置した浴室
日光が全く当たらない位置に配置してしまった浴室は湿度が高くなり、カビが発生する可能性が高まります。
また、薄暗い浴室では自然のリラクゼーション効果を感じられないという人もいるでしょう。
例えば、建物の奥まった場所や他の建物に囲まれたエリアに浴室がある場合、十分な日光が浴室に届かない可能性があります。
日光が全く当たらない浴室は衛生面やリラックス効果の面で後悔する可能性があるため、避けるべきです。
風通しの悪い位置に配置した浴室
浴室は湿気の多い場所であるため、風通しの良い環境が必要です。
風通しの悪い位置に配置された浴室は、湿気が高まり、カビが生じる可能性が高まります。
例えば、周囲を建物に囲まれたエリアに浴室がある場合、新鮮な空気の循環が妨げられ、湿度が高くなります。
これによって、浴室内の湿度が高い状態が続くと、衛生状態に影響を及ぼす可能性があります。
浴室は家の中で最も湿度が高くなる場所なので、風通しの悪い位置は避けるべきです。
歩行者の多い道路側に配置した浴室
浴室はプライバシーが求められる場所であり、外部の視線から遮断されることが重要です。
歩行者の多い道路側に浴室が配置されると、プライバシー上の問題が生じる可能性が高まります。
また、騒音や振動などの外部の影響を受けやすくなり、車の通りや人々の往来によって、静かさや落ち着きを求める浴室の環境が乱される可能性があります。
したがって、歩行者の多い道路側への浴室の配置は避けるべきです。
間取りを決める際には実際に住むところを想像しながら、シミュレーションすることが重要です。
間取りのシュミレーションに関する参考記事↓↓
【間取りのシミュレーション】素人でもできる?エクセルを使った簡単な方法を3ステップで解説!
浴室の【住宅設備】に関する後悔
ベンチタイプの浴槽にしたら窮屈になった
ベンチタイプの浴槽とは、浴槽内に段差がついたタイプの浴槽です。
浴槽内の段差を利用して、座って半身浴を楽しむことができます。
また、使用する水の量が少なくて済むので、節水や節電効果があります。
メリット | デメリット |
---|---|
半身浴を楽しむことができる 節水効果がある 段差に子どもを座らせることができる | 窮屈に感じる 掃除しづらい |
一方で、追い焚き中は熱いお湯が出るので、お湯の出口と反対側に座ろうとすると、段差のせいで窮屈に感じてしまいます。
また、底面に段差部分ができるので、若干掃除がしづらくなります。
戸建て住宅向けに販売されている浴槽のタイプは、大きく分けると3つのタイプに分かれます。
浴槽のタイプ | 特徴 |
---|---|
ストレートタイプ | 最も多く採用される一般的なタイプ 浴槽内に段差はなく、シンプルな構造 |
ベンチタイプ | 浴槽内に段差があるタイプ 半身浴が可能 節水効果あり |
ワイドタイプ | 浴槽内が広く、段差があるタイプ 子どもを隣に座らせることが可能 使用する水量が多い |
それぞれのタイプによって異なる特徴があるので、特徴を理解した上で選択することが重要です。
わが家の場合はストレートタイプの浴槽を採用しました。
子どもを浴槽内に入れる際は毎回、抱きかかえて入れているので、ワイドタイプのような段差があれば、子どもが自分で入ることができたのだろうと思います。
ですが、子どもが小さな期間はそう長くはありません。
浴槽は長く使っていくものなので、長期間使用する前提で浴槽のタイプを決めることが重要です。
大きな浴槽にしたことで、上下水道代が高くなった
浴槽内が広く、子どもと入ってもゆったりとリラックスできるのが大きな浴槽の魅力です。
しかし、大きな浴槽は必要な水量が増えるため、上下水道代や光熱費が高くなります。
浴槽のサイズ | 1回の | 使用水量年間の上下水道代 |
---|---|---|
ベンチタイプ | 182ℓ | 52,690円 |
ストレートタイプ | 189ℓ | 54,717円 |
ワイドタイプ | 252ℓ | 72,956円 |
ベンチタイプとワイドタイプの浴槽で比較すると、上下水道代の差は年間2万円以上になります。
光熱費も含めるとさらに差額は大きくなりますし、場合によってはエコキュート(電気温水器)の容量を大きなものに変更しないといけないこともあります。
初期費用や光熱費、上下水道代が上がることを考慮すると、浴槽のサイズは大きくしない方が経済的でオススメです。
エコキュートが遠く、お湯が出るまでに時間がかかる
エコキュートとは省エネ性に優れた電気温水器の一種です。
電気料金の安い夜間電力を使用して水を温め、タンク内にお湯を貯めておくことで、お湯を沸かす電気料金を抑えることができます。
そんな家計に優しいエコキュートですが、タンクの位置が浴室から遠い場合、お湯が出るまでに時間がかかることがあります。
寒い浴室内でお湯が出るまで待たないといけない状態だと、とても不便なためエコキュートの位置は浴室の近くに設置するのがオススメです。
実際にお湯が出始めるまでにかかる時間を調査してみました。
使用する場所 | からの距離 | エコキュートまでの時間 | お湯が出る
---|---|---|
キッチン | 3m | 15秒 |
洗面台 | 7m | 32秒 |
浴室 | 9m | 37秒 |
今回の調査ではお湯が出始めるまでにかかる時間はエコキュートから1m遠くなるたびに4秒~5秒遅くなることが確認できました。
わが家の場合はエコキュートの設置位置を決め忘れていたので、スペースの余っていた今の位置に配置することになってしまいました。
エコキュートはサイズが大きく、どこにでも置けるものではありません。
間取りをシミュレーションする際に、浴室の近くにエコキュートの設置位置をつくり忘れないように注意しましょう。
浴室に窓が必要だった・不要だった
浴室の窓はつけることにメリットとデメリットがあり、必要だった派と不要だった派の意見に分かれます。
わが家の場合は必要だった派でした。
メリット | 浴室に窓をつくる浴室に窓をつくる デメリット |
---|---|
自然光を取り入れられる 浴室の空気を入れ替えられる 物置きスペースができる | 気密性・断熱性が下がる 費用がかかる プライバシーの問題 |
浴室に窓をつくる主なメリットは明るく開放的な雰囲気をつくり出すことができる点です。
窓からの自然光を浴室に取り入れることで、入浴時に心地よい雰囲気を演出し、リラックス効果を高めることができます。
一方、浴室に窓をつくる主なデメリットは気密性・断熱性が下がる点にあります。
窓をつくらないことで、室内の気密性や断熱性が高まり、夏に暑すぎず、冬に寒くなりづらい浴室にすることができます。
一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会の調査によると、室内の暑さの原因の約7割、寒さの原因の約6割は窓にあるようです。
暑さや寒さの原因となる窓自体をつくらないことで、外気の影響を受けづらい浴室にすることができます。
わが家の場合は浴室内に小さめの窓をつくりました。
何もしないと冬は多少寒さを感じますが、浴室内の暖房をつけることで快適に入浴できています。
窓がないと全く日光が入らない暗い浴室になります。
また、窓がないと浴室内のニオイが気になるときに空気を入れ替えづらいため、迷ったら必要最小限の窓をつけるのがオススメです。
窓を気密性や断熱性を重視して選べばよかった
浴室内の窓は特に、気密性や断熱性を重視して選ぶことが重要です。
気密性や断熱性の低い窓を選んでしまうと、寒い浴室になってしまい後悔してしまいます。
オススメは【トリプルガラスを使用した、サッシが樹脂性の窓で、気密性の高い構造の窓】です。
具体的にはYKKapのAPW 430のような高性能な窓がオススメです。
高気密・高断熱な窓を選択することで浴室内を快適な温度に保つことができます。
わが家の場合はアルミ樹脂複合窓のルーバー窓(ブラインドのような構造の窓)を採用しました。
ルーバー窓は気密性がよくないため、気密性や断熱性を重視して窓の種類を選べばよかったと後悔しています。
窓は複雑な構造の窓よりも、シンプルな構造の窓の方が気密性や断熱性が高まります。
窓のグレードについては多少予算が追加になっても、性能が良いものを採用するのがオススメです。
黒い浴槽にしなければよかった
ショールームに展示されているような黒い色の浴槽は、見た目が高級感があり、魅力的に見えます。
しかし、黒い浴槽は水アカや石けんカスなどの汚れが目立ちやすいといった特徴があります。
浴室は毎日利用する場所なので、掃除が大変だと後悔につながる可能性が高いです。
水アカの目立ちにくい浴槽の色としては、白やベージュなど明るめの色がオススメです。
わが家の場合は白い浴槽を採用しました。
シンプルですが、毎日使う場所なので、汚れが気になりづらい色にして良かったです。
黒い浴槽は汚れが目立ちやすいので、注意しましょう。
浴室に手すりをつければよかった
費用を抑える目的で、浴室内の手すりを全て外すと後悔に繋がる可能性が高いので、必要性が高い手すりは取り付けるようにしましょう。
浴室内に取り付ける手すりは主に3種類あり、設置場所や使用目的が異なります。
3種類の手すりとは?
- 浴槽の横に設置する手すり(必要)
- 洗い場の前に設置する手すり
- 浴槽内に設置する手すり
浴槽の横に設置する手すり(必要)
浴槽の横に設置する手すりには「浴槽から楽に起き上がることができる」「転倒しないように、つかまることができる」という役割があります。
洗い場の前に設置する手すり
洗い場の前に設置する手すりには「椅子から楽に立ち上がることができる」「浴槽をまたいで入る時に転倒を防ぐことができる」という役割があります。
浴槽内に設置する手すり
浴槽内に設置する手すりには「安定して肩まで浸かることができる」「浴槽から楽に起き上がることができる」という役割があります。
浴槽の横に設置する手すりは設置するのがオススメ
浴槽内の手すりは汚れやすく、使い勝手もあまり良くないため、あまりオススメしません。
また、洗い場の前に設置する手すりについては、若い世代にはあまり必要ないでしょう。
一方、浴槽横に設置する手すりは年齢関係なく必要性が高いです。
浴室横に手すりがあると浴槽から楽に起き上がることができますし、滑りやすい浴槽内を掃除する際にも役立ちます。
浴槽横の手すりはあると便利なので、是非採用を検討してみてください。
磁石がつく壁の浴室にすればよかった
浴室内は湿度が高く、カビや水あかが発生しやすい空間のため、「なるべく物を床に置きたくない」という方も多いのではないでしょうか。
そのような方にオススメなのが、「磁石のつく壁の浴室」です。
使用後のオケやイス、シャンプーなどの容器も磁石によって壁にくっつけておくことができるので、掃除しやすく衛生的です。
壁に磁石がつくメーカーと製品例
メーカー | 製品名 |
---|---|
Takara standard | GRANSPA PREDENCIA Emelord 広ろ美ろ浴室 |
TOTO | サザナ シンラ |
クリナップ | セレヴィア ラクヴィア |
LIXIL | リデア |
Panasonic | オフローラ |
物を浮かせておく方法として、吸盤で貼り付けておく方法もありますが、より自由度が高く、使い勝手の良い磁石でくっつく壁はオススメです。
磁石でつく浴室で使いたいオススメの製品↓↓
浴室内のテレビは不要だった
浴室にテレビを設置するかどうかは、個人の好みや生活スタイルによります。
例えば、半身浴が趣味で半身浴中に見るテレビに幸せを感じるという人や昔から浴室にテレビをつけるのが夢だった、という人にとってはテレビは必要となるかもしれません。
しかし、浴室に設置するテレビは高額なオプションであり、故障時にも高額な修理費が必要になる可能性があるため、採用するか慎重に判断する必要があります。
わが家の場合は浴室テレビはつけませんでした。
浴室テレビが不要だった理由
- 設置費用が高額
- 半身浴や長風呂をする習慣がない
- 動画や音楽はスマホがあれば十分
浴室テレビを検討している方はスマホやタブレットで代用できないか検討してみましょう。
ジェットバスが不要だった
浴槽に設置するジェットバスの必要性については、浴室内のテレビと同様に個人の好みや生活スタイルによります。
浴槽にジェットバスをつけることで、マッサージ効果やリラックス効果を得ることができるため、入浴中にこれらの効果を得たい人にとっては必要となるかもしれません。
一方、ジェットバスにはデメリットが多く、理解せずにつけてしまうと後悔につながる可能性があります。
わが家の場合はジェットバスはつけませんでした。
ジェットバスが不要だった理由
- 設置費用が高額
- 音が響く
- 頻繁な掃除が必要
ジェットバスをつけることで、頻繁な掃除が必要となり、家事の手間が増えます。
また、設置費用もかなり高額なため、採用を検討している方は慎重に判断するようにしましょう。
浴室換気乾燥機が必要だった・不要だった
浴室換気乾燥機とは浴室内に取り付ける暖房・乾燥器具で、 一般的に浴室の天井に取り付けて使用します。
浴室換気乾燥機の5つの基本機能
- 換気
- 暖房
- 温風乾燥
- 送風乾燥
- 24時間換気
浴室換気乾燥機の必要性は、家を建てる地域や住む人の特徴・生活スタイルなどによって異なるため、必要だった派と不要だった派の意見に分かれます。
わが家の場合は必要だった派でした。
必要な人 | 浴室換気乾燥機が不要な人 | 浴室換気乾燥機が
---|---|
寒冷地に家を建てる人 冬の浴室の寒さが不快に感じる人 年齢が高齢な人 浴室で洗濯物を乾かしたい人 浴室の湿気が気になる人 | 温暖な地域に住んでいる人 他に室内干しスペースがある 室内に洗濯物を干さない人 少しでも建築費用を抑えたい人 電気代が気になる人 |
わが家の場合は主に暖房機能を使用しています。
暖房をつけることで、子どもを順番に洗っていくときに体が冷えずに済むので、冬でも快適に入浴できています。
一方、乾燥機能に関してはほとんど使っていません。
現在は使用していない子ども部屋を洗濯物干しスペースとして使っています。
今後、子ども部屋を使用できなくなった際に活躍してくれる予定です。
トータルの評価として、つけて良かったと感じています。
設置費用として5万円~10万円程度必要となるので、コストとメリットを比較して、採用を検討してみてください。
浴室の扉の使い勝手が悪い
浴室の扉の選択を間違うと「折れ戸は掃除しづらかった」「開き戸にしたら浴室内が狭くなった」などという後悔につながってしまう可能性があります。
浴室に取り付ける扉は開き戸、折れ戸、引き戸の3種類が一般的です。
それぞれの扉によって特徴があり、浴室の広さによって扉の種類を選択する必要があります。
浴室にオススメの扉
浴室が1坪(2畳)タイプ以下の場合
→ 引戸
浴室が1坪タイプ(2畳)を越える場合
→ 開戸
扉の種類 | 特徴 |
---|---|
開き戸 | 掃除しやすい 価格が安価 狭い浴室には不向き |
引き戸 | 狭い浴室向き 間口(入口)が広い 価格が高い レールの上が汚れやすい |
折れ戸 | 狭い浴室向き 価格が安価 気密性が低い レールの上が掃除しづらい |
浴室が1坪タイプ以下の場合は、引き戸か折れ戸がオススメです。
掃除のしやすいさなどから、引き戸の方が使いやすいですが、折れ戸よりもおよそ10万円程高くなるので、金額を抑えたい人は折れ戸を選択するようにしましょう。
浴室が1坪タイプを越える場合は、開き戸がオススメです。
1坪タイプを越えるサイズの場合は開き戸を採用しても、十分な開閉スペースを確保できます。
また、メンテナンスや価格の面からもオススメです。
浴室の床が冷たい
浴室の冷たい床は1日の疲れを癒す入浴時間の快適さに大きく影響を与えます。
冷たい床対策として、各メーカーによって、異なる対策が施されています。
と製品例 メーカー | 冷たい床対策 | 特 徴 |
---|---|---|
クリナップ アクリアバス | 床夏シャワー | スイッチを押すと お湯が床に自動散布。 約1分で床面を25℃に 温めることが可能。 |
TOTO サザナ | ほっカラリ床 | 柔らかい床材で、足 ざわりが良い。 断熱性能で冷たさを 軽減。 |
Panasonic ビバス | 床暖房 | 床暖房で入浴中も温 かさが継続。 約10分で床面を25℃に 温めることが可能。 |
わが家の場合はクリナップのアクリアバスを採用し、床夏シャワーを採用しました。
入浴したいタイミングですぐに温かくなるので、採用してよかったです。
子ども(2歳と4歳)と一緒に入るときは、床夏シャワーをオンにしておくことで、シャワーの水を浴びて喜んで入浴してくれます。
冷たい床対策は各メーカーによって様々なため、可能な限りショールームに足を運んで、体験してみることをオススメします。
浴室の鏡は小さなサイズにしたらよかった
浴室に設置する鏡を必要以上に大きくしてしまうと、「小さなサイズの鏡にしておけばよかった」という後悔につながる可能性があります。
鏡が小さくてもよい理由
- 小さくても十分足りるから
- 価格を安く抑えられるから
- 掃除の手間が楽になるから
浴室の鏡は、入浴中にメイクの落ち具合や体に石けん泡が残っていないかなどを確認する際に使用します。
全く鏡がない状態だと自分で確認することができませんが、これらを確認するだけなら、小さな鏡があれば十分役割を果たしてくれます。
わが家の場合は、標準でついている鏡よりも小さいサイズの鏡を採用しました。
標準のミラーよりも5,500円安くなり、2年以上使っていますが特に不満なく利用できています。
逆に、大きな鏡を採用しようと思うと5万円程の追加オプション料金が必要となります。
小さな鏡を採用することで、費用を抑えることができ、手入れやメンテナンスを簡単にすることができるのでオススメです。
シャワーヘッドを手元で止水できるタイプにすればよかった
シャワーヘッドには、手元で止水できるタイプと止水できないタイプがあり、止水できないタイプを選んでしまった場合、後悔につながる可能性があります。
手元で止水できるメリット
- 水を出す、止めるの操作が楽
- 節水になる
- 子どもでも操作しやすい
- 浴室を掃除しやすい
シャワーヘッドを手元で止水できるタイプにすると、ボタン1つで水を出したり、止めたりできるので、操作が格段に楽になります。
わが家の採用したアクリアバスの場合、標準タイプが止水できないタイプだったので、止水できるタイプに変更しました。
追加料金として、1万4千円ほどかかりましたが、節水になる金額を考えると採用して大満足です。
シャワーヘッドは後から交換することも可能ですが、純正品の方が浴室に統一感がでるのでオススメです。
シャワースライドバーは不要だった
シャワースライドバーとはシャワーヘッドを好きな高さに取り付けられるバーです。
バーを上下にスライドさせることで、使用したい高さに合わせてシャワーヘッドの位置を調整することができます。
シャワースライドバーが不要な理由
- シャワーヘッドの高さを調整することがない
- 掃除の手間が増える
- 追加料金が必要となる
シャワースライドバーはシャワーヘッドの高さ調節が必要ない場合、必要ありません。
「身長に合わせてシャワーヘッドの位置を変えたい」「座って使用するときに自分の座高に合わせて位置を調整したい」という方以外は、なくても問題ないです。
わが家の場合はスライドバーは採用しませんでした。
シャワースライドバーがあると、掃除の手間と追加費用(3万円ほど)が必要になります。
普段はシャワーヘッドを手で持って使用する頻度が多く、固定して使用する機会はほとんどないので、採用しなくてよかったです。
まとめ:みんなの後悔を活かして、理想的な浴室を手に入れよう
浴室は一日の疲れを癒してくれる大切な空間なので、快適に利用できるように十分に検討しておくことが必要です。
後悔のない浴室にするためには、既に新築を建てた人の後悔ポイントを自分の家づくりに活かすのが、重要です。
浴室は家族の人数やライフスタイルに合わせてサイズやオプションを選択することで、快適な空間にすることができます。
「みんなの後悔」を家づくりに活かして、理想の家づくりに役立ててみてください。
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