- リビングドアはガラスドアでも、割れない?
- ガラスドアのメリット・デメリットが知りたい
- ガラスドアで後悔したくない
最近ではオシャレなガラスの入ったドアをリビングドアに採用する人が増えています。
しかし、リビングドアの特徴やガラスドアの特徴について何も知らずに採用してしまうと、後悔につながる可能性があります。
この記事では、リビングにガラスドアを採用するメリット・デメリットとよくある後悔ポイントについて、解説いたします。
他の人の後悔や失敗を避けることで、満足度の高い扉選びができるので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の結論
リビングガラスドアのメリット
- デザイン性が高い
- 玄関に光を取り入れられる
- 電気の消し忘れを予防できる
リビングガラスドアのデメリット
- ガラスが割れる可能性がある
- 価格が高い
- 玄関からリビングの様子が見える可能性あり
- リビングの音が漏れる
リビングガラスドアのメリット3選
メリット①デザイン性が高い
ガラスを一部にはめ込んだガラスドアはとてもデザイン性が高く、様々な部屋の雰囲気にマッチしてくれます。
リビングドアをガラスドアにすることで、リビングや玄関が明るく開放的な印象になります。
メリット②玄関に光を取り入れられる
玄関が家の中央付近にある間取りの場合、窓を取り付けるスペースがなく、玄関が暗くなってしまうことがよくあります。
そのような場合、ガラスドアにすることで、玄関にリビングからの光をとり入れることができるため、玄関への採光方法のひとつとしてもオススメです。
メリット③電気の消し忘れを予防できる
リビングにガラスドアを採用することで、リビングの電気の消し忘れを予防することができます。
ガラスドアの場合、夜間リビングの電気が付けっぱなしになっていると廊下側から見ても一目瞭然です。
特にガラス面が広いガラスドアだと気づきやすくなります。
リビングガラスドアのデメリット4選
デメリット①ガラスが割れる可能性がある
ガラスドアの最大のデメリットはガラス部分が割れる可能性があるという点です。
昔のガラスドアには「すりガラス」や「デザインガラス」が採用されていましたが、現在では一般的に熱処理ガラスと呼ばれる「強化ガラス」が採用されています。
通常のガラスと比べると、その強度は3倍から5倍ほどと言われており、ハンマーで叩いても割れないほど強いため、通常の使用で割れる可能性は極めて低いです。
ガラスの強度については動画を参考にしてみてください。
デメリット②価格が高い
ガラス入りのドアはシンプルなドアと比較すると価格が2倍~3倍近くになります。
ドアノブやガラスの種類等にこだわっていくと、さらに高額になるため、予算オーバーにならないように注意が必要です。
デメリット③玄関からリビングが丸見えになる可能性がある
リビングドアにガラスドアを採用した場合、玄関からリビングの様子が丸見えになってしまう可能性があります。
特に玄関正面にリビングドアを設置するような間取りの場合は、注意が必要です。
玄関からリビングが見えてしまう可能性がある場合は、透明なガラスは避けるようにしましょう。
わが家の場合はチェッカーガラスを採用しました。
奥の人影がうっすら分かる程度だったので、このガラスにして良かったです。
リビングドアにガラスドアを採用する場合は、ドアと玄関の位置関係を考慮し、ガラスの種類を選択するようにしましょう。
デメリット④リビングの音が漏れる
ガラスドアは全面パネルタイプのドアと比べ、ガラス部分が薄くなるため、防音性が低くなります。
例えば、リビングの近くに寝室がある場合、リビングのテレビがうるさくて眠れないなどというトラブルにつながる可能性があります。
体感としては大きくは変わりませんので、それほど大きなデメリットではなさそうです。
多少音漏れがしても、大丈夫な間取りかどうか、事前に確認するようにしましょう。
ガラスドアのよくある後悔ポイント
ガラス部分が割れてしまった
リビングガラスドアのデメリットで紹介したとおり、現在のガラスドアは一般的に強化ガラスが採用されています。
そのため、割れる可能性はとても低いですが、万が一割れてしまった場合は、ガラスの交換費用が高くなるため後悔につながる可能性があります。
ソフトクローズ機能をつけておけばよかった
リビングドアに開き戸を検討している場合、ソフトクローズ機能というゆっくりと閉まる機能(価格は1万円程度)をつけるのがオススメです。
リビングドアは様々な動線の間に位置するため、一般的に使用頻度が多くなります。
例えば
- 朝起きて、リビングに行く時
- リビングからトイレに行く時
- リビングから洗面所に行く時など
試しに、わが家の1日のドアの使用頻度を調べてみました。
順位 | 使用回数 | ドアの場所 | ドアの種類 |
第1位 | 121回 | リビングドア | 開き戸 |
第2位 | 23回 | 勝手口のドア | 開き戸 |
第3位 | 21回 | 1階トイレドア | 開き戸 |
第4位 | 12回 | 脱衣所のドア | 引き戸 |
第5位 | 8回 | 玄関ドア | 開き戸 |
他のドアと比べると圧倒的な差があることが分ります。
そのため家族で生活をしていると、以下のような場面は日常茶飯事です。
- ささいなことがきっかけで、夫婦げんか
- 子どもが言うことを聞いてくれず、怒鳴りあい
- 子ども同士でけんか
そのようなときに、リビングドアは「バーン!」と強く閉めされがちです。
特にガラスドアで開き戸の場合、ソフトクローズ機能をつけていないと最悪の場合ガラスが割れてしまう可能性があります。
既にガラスドアを注文済みの場合は、後付けで取りつけることも可能なので、採用を検討してみましょう。
まとめ:ガラスドアを採用する際はドアの配置とガラスの種類に注意
今回の記事では、リビングガラスドアのメリット・デメリットとよくある後悔について、解説いたしました。
実際にリビングにガラスドアを採用した感想としては、オシャレでとても満足しています。
リビングドアがオシャレだと新築の満足度が上がりますので、多少コストアップになりますが、オススメです。
リビングドアの配置とガラスの種類に注意し、後悔のない扉選びにしましょう。
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